夫の田舎に移り住み、見たことのない黒い獣の後を追い穴に落ちる。
変わりない日常が何かがおかしい・・・!?
「穴」、「いたちなく」、「ゆきの宿」不思議な三篇
「穴」は第百五十回芥川賞受賞作品。
何とも言えないこの空気
これ読んでると息苦しい気もするんですよねぇ・・
何なんだろうか?
何故だか分からないけど
何かが少し違う日常。
恐怖まで行かないけど
疑問が不安を増長させるのだろうか?
現実の合間にある非現実世界
妄想!?
「穴」もそうでしたが
「いたちなく」「ゆきの宿」も同種の妄想による得も知れない不安感
落ち着かないザワつき感。
何なんでしょ
この心のざわめきは・・・。
やっぱり人の妄想が恐怖を増し
妄想を膨らませる物語は
心を揺らしますねぇ。
見えない日常に目を凝らすと・・
見えて来ますよきっと・・。