偶然に銃を手にする主人公
銃により変わる人生。
これは必然なのか?偶然なのか?
象徴的な銃の存在。
日常にないであろう銃の存在が現実となり
自分の中に深く重く入り込む
作家の力量がこのIfをもありえる話に感じ
追いつめられる過程に自分も汗が噴き出す。
人は人生に許された時間において
何を選択しどう向き合うのか?
意外に支配してるのは
偶然の巡り合わせだったり
必然のない事柄がその後の人生を支配し
構築するのだと確信的な感覚を得る作品。
自分もこの作品との出会いによって
不確定な出会いの必然性みたいなものを感じる。
誰もが持ってるであろう狂気を知り
恐怖することもあるものですね。
日常の変革は簡単な切っ掛け
それもまた人ってものなのだと感じる。