風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『百年法 (下) 』 山田 宗樹

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上巻
『百年法 (上) 』 山田 宗樹
http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/63961018.html
の続き


あれから50年が経過した世
生存制限法により百年が迫る国民それぞれの運命は!?



現実世界と同じく権力が集中し時が経つと
理想が腐敗し悪臭を放つ
何となく分かるなぁ

人は組織のエゴと自身の理想と向き合う時

非情な選択をしてしまうかも知れないし
新たな世に向かって理想を成し遂げるには
滅私でありながら微動だにしない強靭な心を持ち続ける人間じゃないと無理かな
それぐらい人は弱いものですよね。

時代を経て稀に世界を救う救世主が出現するかも知れないけども・・。


そんな中で腐敗した世界に神に仕業か
新たなる死の恐怖が襲い翻弄される人々。

テクノロジーを含め様々な諸行がありますが
破壊と構築の無限のループと思われる中に
明日を切り開く芽があり開ける

それがどんな望まないものであっても
受け入れて生を繋ぐことが可能性を見出す鍵だと思う。

人生って時間じゃない。
有限だからこそ
何を志し、困難であっても輝けるように生きるタフさが必要だなぁー。