風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life」  伊集院 静

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週刊現代に連載されてるエッセイ集も6作目。
「不運と思うな。大人の流儀6 a genuine way of life」
今回も大人の嗜みに喝が入ります。

この日記の横にあるブログ内検索バーで伊集院 静さんを検索すると
https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%B0%CB%BD%B8%B1%A1
シリーズ全部読んでるんだなぁ
エッセイなので特に凝った文章でもなく

無頼な作家が生きる姿を綴ってるのですが

この大人の流儀、嗜みがあるんですよね。
最近の身を弁えた振る舞いが無くなりつつある社会にあって
彼の書いてることは
喝が入るといいますか
なるほどな粋だなって思うですよね。

一番心にぐっと来た言葉はやはり

タイトルの「不運と思うな。」ですね。
ここに書かれた言葉で


「誰しもがつらい時間と遭遇しているのが人生だ。
それでも懸命に生きていけば必ず、
君に光を与えてくれる。
その時、君は、あの時間が不運だとは思わないはずだ。」

不運って思う瞬間があるが
例え短くともどんな状況であっても
本人が精一杯の生を全うするなら
それは不運でもなんでもない
幸福なのだって確信を持って思えて来ます。

男の力強さ。ぐっと来る言葉いいね!