第二次世界大戦中、イギリスでドイツのエニグマ暗号を解読した天才数学者数学者アラン・チューリング。
実在の人物の苦悩と偉業を描く。
当時、世界が国家の存亡を掛けて解読に挑んだエニグマ
それを解き影で多くの人命と戦争終結を早めた偉人なのに
なぜ、歴史の闇に埋もれたのか?
歴史に度々ある天才の悲劇とでも言いますか
エキセントリックな感性と態度や嗜好によって
晩年の厳しい向かい風の評価と風評
人は才能のありなしで幸せを左右されるわけではないってことなんですよね。
性格って幸不幸を左右する大事なことなんだなって
映画のテーマとは関係ない教訓を考えたりするぐらい
主人公の不遇を思う。
個人の不遇と明暗を遥かに凌駕する偉業。
戦争を終結させるのを早めることで
多くの人命が救われ
国家存亡の危機を救った
彼の偉業は間違いのない事実。
もっと称えられてもいいんじゃないかな。
個人の数奇な運命と反して歴史を動かした男の人生を想う。
社会とは感情の支配する生き物なんですね。