中央政府に戻るまでの心情を息子の視点で説明する今回の話は巧い!
まさに菊次郎のように熱き心と裏腹に表現できない現実と
武士の人々の現実と未来へ想い描いた絵の違い
時代の大きな変化の中で
将来への不安や不満は日本中に充満してたもので
落とし処が難しい舵取りは分からなくものない。
未来って視点で語れば
菊次郎の薩摩での生活も同様に不安も希望もあったことでしょう
しかし菊次郎が私よりも公を重んじ
父、隆盛を信じて放った言葉こそ
その後の菊次郎の心の礎になったのだろう。
親父は背中で生き様を見せるもの
誇れるような生き方をしたいものですね。