茅ヶ崎での少年時代、親父さんのこと、サザンが結成された青学時代
親交あるアーチストとのエピソードや音楽以外のお話満載の
『週刊文春』で連載したエッセイ66本と加筆&推敲が施され秘蔵カットも掲載エッセイ。
軽快な桑田さん楽曲と同じく文章も桑田節で綴られてて
読んでる方もノリノリでした。
そんな軽いノリで
「勝手にシンドバット」のイントロはパクリだとの告白に衝撃を受けたり
佐野元春と同じ年で親交があり原坊とN.Y.にも行った話だとか
桑田さんの音楽に影響を与えたビートルズやクラプトンのお話
分厚い本ですがあっと言う間に完読
中でも桑田さんの親父さんのお話や
パシフィックホテルで聴いたジュークボックスの思い出とか
ほぉ~って思うのはファンじゃなくともあるんじゃないかな
事務所アミューズに所属した流れから奇跡的な成功
「稲村ジェーン」映画監督した撮影の秘話
そんな考え方や発想、綴られた好みを考えると
なるべくしてなったサザンなんですね。
軽いギャグをかましながらも裏にある聞かせる話は
まさにサザンの楽曲を聴いてるようなノリでした。