風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ポップス歌手の耐えられない軽さ』 桑田佳祐

f:id:gotoblueseabicycle:20220128050417j:plain

茅ヶ崎での少年時代、親父さんのこと、サザンが結成された青学時代
親交あるアーチストとのエピソードや音楽以外のお話満載の
週刊文春』で連載したエッセイ66本と加筆&推敲が施され秘蔵カットも掲載エッセイ。

軽快な桑田さん楽曲と同じく文章も桑田節で綴られてて

読んでる方もノリノリでした。

そんな軽いノリで
「勝手にシンドバット」のイントロはパクリだとの告白に衝撃を受けたり
佐野元春と同じ年で親交があり原坊とN.Y.にも行った話だとか

桑田さんの音楽に影響を与えたビートルズやクラプトンのお話

分厚い本ですがあっと言う間に完読


中でも桑田さんの親父さんのお話や
パシフィックホテルで聴いたジュークボックスの思い出とか
ほぉ~って思うのはファンじゃなくともあるんじゃないかな

事務所アミューズに所属した流れから奇跡的な成功
稲村ジェーン」映画監督した撮影の秘話

そんな考え方や発想、綴られた好みを考えると
なるべくしてなったサザンなんですね。

軽いギャグをかましながらも裏にある聞かせる話は
まさにサザンの楽曲を聴いてるようなノリでした。