大学でひょんな事から、世界を変える目標を掲げ
秘密結社サークル”モアイ”を結成しする田端楓と秋好寿乃。
しかし秋好はこの世界からいなくなり田端が暴走する。
原作を先に読んだのですが
『青くて痛くて脆い』 住野よる
https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/64486617
この仕組みをどう映像化するのか?興味がありましたが
違和感なく上手く映像化してお見事。
さて、お話ですが
リア充や意識高い系の就活サークルに興味あるくせに
何だなんだあいつら!って斜に構えたり
現実と理想のギャップや心のすれ違いで
原作本でも書いてるけど、この痛みって多かれ少なかれある。
無邪気に人を傷つけたり、傷つけられたりって辛い通過儀礼かな
枠からはじき出された疎外感と痛み
理解されない現実はその痛みと本質を理解して受け入れてから
次のドアが開けるんだろう。
渦中は分からずに、もがくけれど
もがいた者にしか分からない真実ってあるんだ。