風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた』 大津秀一

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1000人を看取った医師が書いた後悔する事ってタイトルに引かれて読みました
私は死を迎える時に
何を思うのだろうか?いや、死期の時じゃない
今現在もし死んだら・・あれもこれも後悔だらけじゃないか・・
向上心があれば後悔がないって人は居ないだろうけど。
改めて今読んで考える切っ掛けになって良かったなぁ。
あらゆる言葉が新鮮で印象深かった
やはり死と言うキーワードは普遍的で重たいものだ
「死ぬ前に後悔するのは、夢が叶わなかったこと、叶えられないこと、
そのことよりも、むしろ夢を叶えるために全力を尽くせなかったことにあるのかもしれない」
今の自分は全力で生きてるのか?
まぁ、明日って先送りにしてる事ないかなー?反省しないと・・
「些細なことに常に心を揺り動かされては、一生を荒波のなかで航海するようなものであろう」
死に比べると普段の心の振幅なんて微々たるもの
もっと大きな心で生きねば・・
「他人に心から優しくしてきた人間は、死期が迫っても自分に心から優しくできるだろう
だから真にやさしい人は死を前にして後悔がすくないのである」
人に優しく自分を許せるやさしさも時には大切なんですよね。
「趣味の達人はそれを生かして、良い終わりを迎えたと思う、そこに後悔はなかった」
人生を凹まずに生きるには大きな柱が多いほどいいんじゃないだろうか?
仕事や家族、趣味・・・・数多くの自分を支える小さな柱
そこにも尽くす力が大事
「ありがとう」それは後悔のない最期のために、必要な言葉だ
感謝して受け入れる心
そんな心境になれるように生きるってのも大切なポイントだ。
「それは精一杯生きたからであろう。
・・長短に関係なく、満開に咲くというその務めを全うしたからだろう」
桜のように勤めを全うし
生きた証を最高の時と共に心に刻む事こそ
自分の生きる道かな・・・。
熱つ過ぎかもしれんが・・後悔はしたくないよね。
年の終わりにいい本だったなぁ
今年、後悔はなかったか?自分に問う