風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『夜の桃』 石田衣良

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昨日に続いて官能的な桃繋がり・・。
本妻と愛人に仕事にまた新たな愛人と・・
官能小説ばりの性描写も満載。
肉食系とか草食系って言われるけど
この男は間違いなく肉食系。
草食系の若者が増えたって聞きますけど
時代に整合がとれてるものなのかな?
本文にあった台詞ですが・・
「・・・人間の性欲もその時代の景気に合わせて
ダウンサイズするんじゃないかな・・・」
経済も政治もデフレの世の中。
こんな肉食系のおじさんが女性を奪ってしまうわけですね。
こんな男も足を掬われるなんですよね。
女は怖いもんです。
何で毒食わば皿までなんだろなぁー
人の幸せ壊すなっての!
ラストはえぇ・・。ってラストで拍子抜けですがー
やっぱ時代を前に進める力とはそういうもんかもな・・。
性懲りなくて清々しいぐらい。
そんなもんですよねぇ・ハイ・・・。