街角の洋菓子店を舞台に伝説のパティシエと呼ばれる男と
恋人を追って上京してきたケーキ屋の娘のこれから・・。
映画を観る時に意識して
イマイチな部分をなるべくスルーして
いい所を中心的に考えることで
なるべく作品や映画をよかったって思いたいんですよね。
たまに惜しい時は・・どうしても言いたくなるんだけども・・
しかしながら・・苦言から
恋人を追って上京してきたケーキ屋の娘が自己中で
何ともな役なんですが・・見事に蒼井優が上手く演じてたり
悲劇の過去を持つ伝説のパティシエと呼ばれる男を演じる
江口洋介もよかったと思うんですけど
それぞれの苦難の理由や同僚の心の内の葛藤の描き方が薄い
おまけに構成や盛り上げ方が・・
何でラストに向かっての晩餐会を詳細に描かなかったのだろうなぁ
あれがそれぞれの人生を賭けた挑戦だったのに・・?
おしい~惜しすぎる。
ーで、この作品の美点ってのは
旅立つシーンが素敵で
坂の上から広がる街並みは未来を予感させるなぁー
全編に渡ってのスイーツの美しさと美味しそうな映像の連続
素敵な店内は幸せな温かい空気が流れてますね。
人を幸せにするスイーツとそれを提供する側の幸福があると
きっと幸せが倍増するんじゃないかな?
素敵なスイーツ万歳。