大富豪フィリップの介護者応募の会場に青年ドリスが現れる。
彼は失業保険をもらいたいがための面接だったが・・
第24回東京国際映画祭では最優秀作品賞受賞。
ドリスは介護者応募者の中で最低の条件だったと思うんですが
実際にフィリップにとって一番の介護者となったのは何故なのか?
スキルよりウイルってことかなー。
いや元々はウイルもないか・・・。
結婚や就職に例えるならば
いい人間がベストじゃなく
良し悪しよりも
誰と誰が組むかって
組み合わせなんですよね。
フランス作品なんですが
フレンチジョーク何だか・・
引くようなブラックジョークをカマシながら
小手先な言葉よりも
本質的な部分の繋がり
人が人を介護するには何が一番大切なのか?
本質的な繋がりは時に激しすぎるような
ぶつかり合いからしか生まれないのかもしれないですね。
型破りな言動や行動にいつしか皆の心も動くのを象徴したような
アース、ウィンド&ファイヤーの歌でダンスするシーン
やっぱり理性は「使うモノ」であって
「縛られるモノ」になっちゃダメなんだよね。
そしてもう一つ
人生に喜びを齎すのは
予定調和じゃなく意外性と偶然なのかも知れないね。