風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『許す力 大人の流儀4』 伊集院静

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「大人の流儀」シリーズは累計110万部突破だそうですね。
目次を紹介するとー。
第一章 許せないならそれでいい
第二章 こんなはずじゃなかった、それが人生
第三章 いつ死んでもいい
第四章 やがて去っていく者たちへ

ある想いを実行したいのに
モヤモヤとして過ぎ去る時間
"許す"ってテーマもその一つでした。

振り返ると許せない人間が数人は浮かぶのが
誰もが持ってる気持じゃないかな?

それとどう向き合うのか?

こんな言葉がありました。

「・・人はみな、許せないことを抱えながら生きて行く。
だが、許すことで始まる人生もある。・・」

そんな時に私はこう考えてました。
自分の貴重な時間を嫌な人間によって不愉快に過ごすのは勿体ない。
自分が幸せな時を刻む為には
許すってことも人生には大事なのかも知れないですね。

自分で書いときながら・・・
そう思っても納得できないこともありますが・・。

そんな時にこの本の最後に書いてた言葉
これには目から鱗でした。

その言葉は・・。

「人はさまざまな事情を抱えて、それでも平然と生きている」

そうなんだよね。
誰もが悲しみやネガティブな気持ちを背負って生きてる人が大半
だけれども皆、それぞれの人生に折り合いを付けつつ生きてるんですよね。
明日も明後日も・・。

逆説的ですが許せなくてもいいんだ。
ただ、それに捉われては駄目なんだ。

”許す”かぁ~
大人の流儀の一つですね。