ハーバード大学教授のマイケル・サンデルが問う”正義”とは
そこにある哲学とは何かー。
授業の教材をベースとしてる本だそうですが
面白い授業ですね。
人気過ぎてTV放送したのも分かるな。
さて、内容は
ある視点では正論で正義と言われるものが
主義や主張、哲学や思考
誰しも捉われる信条などによって
本当に起こった事件や論点を補足しつつ議論する中で
自分の考えてる正義は普遍的な正義なのか?
疑問と揺らぎが起こり
整理、分類しつつ
自分の根幹を見つめることになる工程で
考えも深まり為になりますね。
フランスで新聞社襲撃のニュースがありましたけど
もちろん暴力は肯定出来ませんが
あの風刺は差別的で侮辱的し過ぎてる気もします。
こんな表現の自由を無制限に支持するならば
ヘイトスピーチ問題も同じではないでしょうか?
また反対側を支持すると逮捕したなんて話も聞き伝えられてますが
表現の自由はどこまで許されるのか?
真の自分自身の理解と
他者の価値を理解しつつ
思想の世界が広がる
考えることのすばらしさや
世界が広がるってことは
世界を見渡しても大事なことだと感じる。
今こそ正義を論じる時だ。