巡礼の年~小説に出てくるクラシックは
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で有名になったクラシック名曲『巡礼の年』にまつわるコンピレーション・アルバム。
村上主義者の私
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/62475350.html
作曲家リストのピアノ小品集であり
小説の中にはこの『巡礼の年』の中のとりわけ「ル・マル・デュ・ペイ」という曲が何度も繰り返し出てきます。
コンピレーション・アルバムが出てたのは知らなかったのですが
偶然見つけて遅ればせながら聴いてみました。
具体的に音楽を聴くことで広がる世界観
そして蘇る記憶の鱗片。
なるほどと・・少し違うものを感じたり
納得したり、クラシックの繊細な旋律を聴くと
小説の細やかな気持ちの動きを表現してるかのように感じるシーンもあるものです。
解説にあったのですがー。
「・・・音楽は、ひとたび奏でられれば時代も国境も超え、心の自由な往来を可能にする。」
私の心も時代を超えて
巡礼の旅に出てました。
繊細なピアノ
この世界に浸るのもよし。