昨年、話題になったアルバムを鑑賞。
このアルバムは当時
Billboard JAPANクラシック・アルバム・セールス・チャートで
堂々「Top Classical Albums」第1位になったこともある作品
さて、どう感じるのか?
自分の耳を頼りに聴いてみたけど
音楽ってものはイメージやその時のメンタル
感情によって支配されるものですね。
ゴーストの新垣隆が作曲から構成を担当した曲とされていますが
それまでのゴタゴタや作曲のプロセスを知ってしまうと
どうしてもマイナスに気持ちになってしまうなぁー。
折角なので邪念を祓って聴く事にする。
『交響曲第1番』HIROSHIMAは全3楽章
第1楽章
メリハリのある激しいさと繊細な流れが続き
ちょいと劇場っぽいわざとらしさもあるかも・・。
第2楽章
クラリネットの明るさに佇む静寂のような流れ
第3楽章
激しく荒々しい展開と静寂による混沌
締めくくる鐘の音が印象的な効果
イメージするものは原爆の荒廃と街に流れる多くの川と祈りであろうか?
私の好みではないけど悪くないアルバムじゃないかな。