月刊『装苑』の人気連載「能町みね子の雑誌の人格」の書籍化。
出版されてるいろんな雑誌をピックアップし
その雑誌を一つの人格として捉えて読者、文化を、面白分析。
出版不況と言われて休刊、廃刊が相次いでる雑誌の世界
活字中毒レベルで活字が大好きな私には冬の時代とも言える中
雑誌もジャンル問わず読みますが
雑誌を人に例えての分析は目から鱗でした。
雑誌って当然ながらあるターゲットを想定して
ライフスタイルをイメージし
思考や好みを考えると
なるほど人格のようにキャラクターが浮かぶな。
雑誌人格を人に例えて考えると
見えて来るものがありますねぇ。
街を歩く人
歓楽街の人
自然を楽しむ人
趣味に興じる人
物に拘る人
それぞれに光る人
街角ウォッチングしてるように
見たものの想像が広がる雑誌の人格
あぁー最近廃刊が多いのは
キャラクターが薄いのかも
もっと濃い人が受け入れられる世の中だと
面白いのにね。
世間を反映する出版の世界。