風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『夜の道標』 芦沢央

塾の経営者が殺害され、被疑者となった教え子
2年間匿う女性、執念で捜査をする刑事
父親から当たり屋をさせられる少年と親友
それぞれの想いと結末は・・。
 
まさにそれぞれの人生は”夜の道標”ですね。
突然闇に浮かぶ道しるべを信じるべきなのか?
どう解釈すべきなのか・・
疑い、迷いながらも生きる為に進む。
 
話の思いも寄らない展開がミステリーの醍醐味ですが
それぞれの信条がリアルで丁寧に描かれてて
人間ドラマとしても秀作 
 
一見、不思議な選択もそれぞれの事情があるもので
現実のニュースでは理解せずに上辺で語られ消費される
そこにある真相はどこに行くのだろうか?と考える。
 
それでも皆、彷徨った時
道標を頼りに生きるんだろうな