風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『小説8050』 林真理子

有名中学校に通い医師になることを目指していた長男の翔太が
いじめを原因に7年間も自宅に引きこもったままになる。
歯車の狂った家族との不協和音・・どこに向かうのか・・。
 
このまま時を経ると8050問題ってことなんでしょうけども
内容はいじめや家族の絆なってました。
 
昨年末に読んだ『星を掬う』 町田そのこ
https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2022/12/23/050608
もそうでしたが
いつも近くで過ごしながらも、それぞれの想いとは齟齬が生じる人と言うもの
 
あの時にこう言ってれば・・とか
言い過ぎてしまったとか
自分にも多々あり、後悔を弁解することも出来ず
ボタンの掛け違いとかあるしな・・
 
この物語のように大きな問題があった時に
思いも寄らない事態に発展することもあるけども
 
絆を回復させるには、素直に根本にある気持ちを吐露出来るのか?
そこにあるような気がします。