風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ざくろちゃん、はじめまして』 藤崎彩織

アンコントロールな状態で不安や怒り、悲しみが過る
しかしスタジオへ、子供の誕生後に夫婦で襲われたうつ。
そしてメンバーやスタッフからの言葉。
等身大で正直なエッセイ。
 
心の葛藤やジレンマを見事に文章化し
出産を体験したことのない自分にも共感出来る
夫や社会、メンバーへの正直な思いと

遣りたい事と遣れない現実。
過ぎ去った後にも迷う正直な気持ちや
 
ステージや音楽とその付随したプロモーションなので活動
そんな状態でこの本を執筆してたんだと思うと素晴らしいな
 
前作は読んだけど良かった。さすが直木賞候補作
『ふたご』 藤崎彩織
https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/64788295

ストレートに心を文章化するって
作曲にも似てるのかな
ユーモアセンスとリズム感、いい流れのハイセンスを感じるエッセイ