風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『秘密』

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東野圭吾さんの原作を先に読みました(http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/59947727.html


通常は原作の方がいいなぁーと思うけど
これはいい作品になってると思います。
原作とは事故を起すバス運転手の家族の設定や秘密が違ったり
お父さんの仕事が自動車関係のメーカーから食品会社だったり
時間も限られてますから複雑だと感情移入もし難いですし
これは正解だと思いました。
この難しい話をよく映像化したなぁ・・って思って調べたら・・
あの『おくりびと』の滝田洋二郎監督なんですね
監督もですが二役の広末涼子じゃないとこの作品は成立しないぐらいすばらしい
お父さん役の小林薫との掛け合いは原作にない美点だったんじゃないかな。
確か原作では「自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ・・」が
「家族の幸せが自分の幸せ」になってたけども
親父さんが決心したこの大事なポイントは変わらない
心に染みますねぇ
数々の秘密が作品中に交錯しますが秘密を知った時の
反応こそがその秘密をポジティブするのか?ネガティブとするのか?大事な所
現実の生活でも遭遇しますよね・・
秘密って・・・。
ラストは映画もホロっと来ますよね。
自分じゃない愛した人の幸せを願う行為って崇高なことだと心から思います・・。
ありたい自分がそこにありました。