夫である大祐は事故で命を落とす。
しかし「大祐」は全くの別人だった。
彼は何故偽って生きたのか?
人がその人自身であることを自覚するのは
連続する過去の記憶があるからだと思うんのですが
それを意図的に他人とすり替えるに至るには
それ相応の自分を捨てることを望むこと
逆に自分の血脈に頼るだけのクズな男も居る分けで
客観的に人に出会った時
過去のことに影響せず人をどう判断するのか?
公平にその人の今を見ることが出来るのだろうか?
過去や経歴、血脈とかが頭を過ったりしてないだろうか?
ある男を通して男の生き様を考えながら自らを省みる
多くの色眼鏡を通して接触してる気がします。
自分はそんな事に支配されたくないと思いつつ
それを気にして影響されてるって滑稽ですよね。
どんな過去があろうとも
人を愛するのは、全てを受け入れることなのではないかと思う
それが出来るならば真の愛に昇華する。
その後の幸せを祈りたい。