植物状態となって入院中の智也と見舞う雄介。
彼らの宿命に導かれたような幼少時代からの様子が描かれていく・・。
いろんな作家の連絡プロジェクトである螺旋プロジェクト
海族・山族が関連してゆく・・。
連作プロジェクトである螺旋それを当てはめると
不思議な対立するような正反対の二人は海族と山族とカテゴライズされるが
象徴的な二人を定義される以前に
そういう相反して対立する構造って日常的にありますよね。
その時にどう感じるのかですよね。
運命と受け入れるのか?排除するのか?
人生は選択の連続ですが
大きな運命に委ねられるならばこんな楽なことはない。
そうじゃなく自分の人生は自分で切り開くこととして生きることが
どうあっても面白いのではないでしょうか?
自分の人生と時勢をどう捉えるか?
昔元彼女が占いに凝ってましたが
何事も信じる人は藁をも縋るものなのでしょう。
この作品はそう思うと面白いシュミレーションですね。
どうであっても己の行いの結果だと思うのと同時に
ファンタジーによって報われたいとも思うものですね。