風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『麻雀放浪記2020』

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雀士の哲が1945年から2020年の東京にタイムスリップし
麻雀で死闘を繰り広げる。
35年ぶりにアレンジして映画化。

真田広之主演の前の映画は詳細の記憶は曖昧だけども、良かった微かな記憶があるのですが
今回のはえらい作品になってますね。

1945年の戦後直後から2020年にやって来て
映画の中では2020年の東京オリンピックが中止され
主人公哲のふんどし姿がブームの火付け役となったり
現実の世界で出演者のピエール瀧がコカインで逮捕されたり・・
何と言うスキャンダラスな話題のある映画なんだ!?

さて、ストーリーですが
過去から来てオンラインマージャンゲームにすっかり嵌るとかは笑えますが
AIロボットや性癖だったりスラム街の暮らしなどなど
ぶっ飛んだアレンジは濃い味付け過ぎでは!?

ここまで来ると、開き直りでやったれ!ってなったのかも知れないですね。

そんなトンでもな設定ですが
博打に賭ける男の拘りと真剣勝負に全てを賭ける博打は
いつの時代も変わらないもので
 
愚かな様で潔いよい生き様は魅力的。