「光の箱」「暗がりの子供」「物語の夕暮れ」「四つのエピローグ」
タイトルの”ノエル”そうだな
そうか神様からの贈り物なのかな?
4つの物語が繋がり交差し浮かび上がる人の輪郭。
イジメにあう中学生が物語りを綴り
支えとなる弥生と出会う
やがて作家になりそれを読む子供
児童館で読み聞かせをしている元教師の与沢は作家の恩人だったりと
震災以来、絆って言葉をよく耳にするけど希薄になる人間関係を象徴してるようだな。
絆を意識してみると
自分にも不思議な縁あって繋がってることって沢山あるんですよね。
支えあってるわけでもなく
依存してる分けでもない関係
なのに人は何故人を待ち焦がれるのだろうか?
相対的に人は人でバランスを保ち
傷つきながらも人で癒される
不思議な出会いは
神様の贈りものなのかもしれない。