ベルリンで大学をやめたニコ。
恋人の部屋でコーヒーを飲みそこね
車の免許は停止、銀行のキャッシュカードは使用不可
うざいアパート上の階に住むオヤジに絡まれ
友人と街に出れば元同級生ユリカにあいトラブルに・・。
行く先々でコーヒーが飲めない展開・・・。
不運な一日ってあるもので
ちょっとした切っ掛けだったり
何か違和感のあることで崩れたりしますよね。
それをうまいことコーヒーが表現してて
途中で流れるジャズがよく
人生をドラスティックに演出してました。
演出と言えば・・。
この映画はモノクロでベルリンの街並みや
夜の光がセンスよく
いい感じでこの悲惨な一日をハイセンスで纏めてる。
話題にならなかったのでネット検索すると・・。
ドイツアカデミー6部門受賞なんですね。
公式HP
http://www.cetera.co.jp/coffee/introduction.html
話が逸れちゃったけど
ニコがセリフでこう言います
「何だか違和感があるんだ」
そんな一日を締めくくるコーヒーはきっと味わい深いんじゃないかな?
無性にコクのある美味いコーヒーとジャズが聴きたくなる映画。
好みの映画。