風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『いのちの言葉』日野原重明

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かなり高齢である医者である日野原重明のお言葉。
医療に関した言葉も多く
それも心に比重を置いた言葉が多いね。
医療技術よりも心のケアがあってこそかな。
人生もそうですよね。
お金を稼ぐスキルだけじゃあ
人は幸せにはなれません。
こんな言葉がありました。
「人間の完成が成長するか否かは、人との出会いによる。
出会いは、私たちが後天的に会得する財産である。
一生懸命に働けばいくばかの財は築くであろう。
しかし人との出会いからはどれほど多くの無形の財産を得るであろうか。」
出会いこそ財産であり人生のスパイスですよね。
その人を理解することについて・・
「理解というのは一緒になること、一緒に悩むこと、そうして悩む人の心に共感できることである」
苦しみや痛みを一緒になる。そこから理解ってあるんですよね。
試練についてですが・・
「神はたえられない試練を与えない。心配のあまり苛立つときは
祈ること。心配の原因を取り除くよりも、それに耐える力を与えてくださいと祈りたい」
耐える力・・なるほど・・原因の除去ばかり神様に祈るなんてね
ありがちですよねぇ・・(反省)。
人生って自分で何とかしないとね。
最後に共感したことば・・
「人生は予期しないさまざまな出会いを、私たちがどう受けとめるかに集約される。
人間としての出会いは、心と心の出会いである。
私たちの感受性がその出会いのときに敏感に作動しなければ
その出会いはなかったと同じである」
出会いを大事にその出会いによって何を感じるかは自分次第ですよね。
『いのちの言葉』ってタイトルまさに命をかたち作るものって
そんな日常とちょっとした心がけなんですよね。