地方の一見、普通の家庭だけど
実は個性的なキャラクターを持った人と暮らす一家のお話。
作品全体に流れるほのぼのした空気ってどこから来るのかな?
DNAで結ばれた家族かと思いきや
主人公が家族の中で赤の他人だったなんて
意外な展開なんだけどもそこで
レイが落ち込んでいたところに
同僚のインド男性が
「それがどうした?そんなことに気付かないぐらい家族だったんだから、充分じゃないか」とつぶやく・・。
DNAが大事なんじゃなく
家族とされる謎の多い東洋人が
それぞれの心を繋ぎ家族の窮地を救う
通じない言葉でもなくそこにあるのは
やっぱ相手を思いやる毎に深まる絆なんですよね。
象徴的なシーンが
ラスト近くでモーリーのコンテストには駆けつけ
パニックに陥りそうになったモーリーに
親指を突き出すポーズで「クール!」
もたいさんが後半に掛けていい味出してます。
日本のトイレのようにテクノロジーと思いやりの詰まった心
忘れかけてるものがそこにあるのかもねぇ・・