風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

軍師官兵衛 (14) 「引裂かれる姉妹」

今回の軍師官兵衛は人生の岐路に立った時の人の生き様の凝縮でしたね。

帰路に立つ時
人はどう判断するのか?

合理と情。
誇りと自尊心。

大儀と正義。
損と得。
いろんな要素が人のすすむべき道に迷いを生じさせ
判断の濁らせるもの

誇りに生きるならば
自分の大儀に筋を通す

利益に生きるならば
得れる利益を最大の価値とする

ならばなぜ人は迷うのか?
信長のように何かの軸が全てだと判断出来ない
情というものに支配されてるからだろうね。

現代においても
合理の最たる株の世界でも
情により世界は動かされ
揺り動き左右されるもの

人の人たる所以
性ってものなんでしょうね。

乱世の世を治める気持ちは誰もがある共通の願いなのに
乱世は収まらない。

現代の世界はどうでしょうかね?
貧困や差別、得られる側と得る側
思想よりも益、大国の力とエゴ
そこにある未来に平安の世はあるのだろうか?

歴史は人の醜くも美しい相反した性を露にするものですね。