風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『人間の持つすごい能力は、 起こる出来事を幸福にも不幸にも、 どちらにも意味づけできるということです』  アンソニー・ロビンズ

今週は忙しくて、早かったなぁ~ さて、今週の言葉はアンソニー・ロビンズ 「人間の持つすごい能力は、 起こる出来事を幸福にも不幸にも、 どちらにも意味づけできるということ。」 同じ出来事が起きても、それを「最悪だった」と記憶する人もいれば、「あれ…

『さよならジャバウォック』 伊坂幸太郎

夫は、まるで別人のように冷たくなった。私は――夫を殺した。息子の翔が、もうすぐ幼稚園から帰ってくるというのに・・。 物語の鍵を握るのは、ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』に登場する怪物の名を冠した「ジャバウォック」。それは脳が見せる悪夢なのか…

『片思い世界』

古い一軒家で、気ままに、楽しげに暮らす三人の女の子。 穏やかな共同生活の裏側に隠されていたのは12年前から抱え続けてきた、それぞれの「片思い」でした。 拭いきれない「戸惑い」いつもなら「作品の良いところを見つけよう」と心がけて鑑賞するのですが…

『アマランタイン』 エンヤ

エンヤが2005年にリリースしたアルバム『アマランタイン(Amarantine)』。 タイトルの「アマランタイン」は、ギリシャ語をもとにした造語で「永遠に色あせない花」を意味するという。 21年という時間を経た今聴いても、まったく古さを感じさせない。むしろ…

ボクの定位置:保護猫日記。4歳7ヵ月(245週)

「ここから動かないよ」って言ってる様子「この茶色のふわふわ、最高に気持ちいいんだ」って言ってるのかな? ボクはただ眠いだけ。さて、そろそろ一眠りしようかな。って思ってるのだろう・・(妄想)

豊臣兄弟!(4)桶狭間!

宿命を切り拓く、熱き奔流戦いの地平に立つ者には、それぞれの数だけ「大義」がある。 ある者は、泥の中から天を掴まんとする立身出世をある者は、己の信念に殉ずる正義をある者は、課せられた義務や、冷徹な損得を。 人は問うだろう。最後に目的を達するの…

春の気配と海の巨人:自転車散歩

強風に激寒、天気は晴れと曇りを繰り返す日ですがミニベロ(小径車)と一緒に、春の気配を探しに出かけてきました。 梅を見に行くと・・蕾も多いですが鮮やかな紅梅青空に向かって力強く枝を伸ばす姿は、見ているだけでパワーをもらえるな。 峠の池では落ち…

「 待つことを知る者には、万事が適当の時期に来る」  フランスの諺

まだまだ寒さの残る季節。今週は、心を静かに温めてくれるフランスの諺から。 「待つことを知る者には、万事が適当の時期に来る」 忙しなく結果を求めてしまう日々の中で、この言葉は、立ち止まることの大切さをそっと思い出させてくれる。 「待つ」という行…

『猫を処方いたします。』 石田祥

京都市にある心療内科「中京こころのびょういん」。ここを訪れる心の不調を抱えた患者たちに処方されるのは、薬ではなく――本物の猫。猫を“服薬”する、少し不思議でやさしい物語。第11回京都本大賞受賞作品です。 仕事に疲れ切った人、人生の選択に迷う人、誰…

『土を喰らう十二ヵ月』

長野の山あいの家で、ひとり静かに暮らす作家・ツトム。四季の移ろいを肌で感じながら、畑で採れた恵みを調え、淡々と日々を重ねていく。 土を喰らい、やがて土に還る。どれほど着飾ろうと、名誉も金も、時の前では消え去ってしまう。 この物語に、大きな事…

『ヘルベルト・フォン・カラヤン 、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ブラームス: 交響曲全集』

ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による『ブラームス:交響曲全集』。 重厚でありながら、どこまでも洗練されている音楽聴きながら歩くと世界はドラスティックの変わる。 ベルリン・フィルの艶やかな弦と厚みのある響き、…

隙間の向こうのまなざし:保護猫日記。4歳7ヵ月(244週)

小さな隙間から、こちらをそっと覗く気配。まるで世界の向こう側から、静かに様子を確かめているような視線。 こっそりと―。気にしているようで、気にしていないふり。踏み込みすぎず、離れすぎない、その曖昧な距離感こそが、猫という存在の美しさなのかも…

豊臣兄弟!(3)決戦前夜

徹底して足元を見つめ、土台を固めるリアリストの小一郎(秀長)。 果てしない野望を抱き、黄金の夢を追い続けるドリーマーの藤吉郎(秀吉)。 そして、賭けに打って出る勝負師、信長。 三者三様の運命を背負った彼らに共通するのは逃げ場のない瀬戸際で下さ…

小春日和、木の香りと光の道:自転車散歩

正に「小春日和」と呼ぶにふさわしい一日。 峠を上り、ふと見上げる空はどこか霞んでいました。 しばし走ると広大な埋立地へと辿り着きました。 そこで目に飛び込んできたのは、圧巻の光景。 見渡す限りに積み上げられた、巨大な木材のタワー! 規則正しく、…

「あれこれ忙しくしているうちに過ぎていくもの。それが人生なんだ」 ジョン・レノン

一月も、気づけばもう半分。本当に、時の流れは早いものですね。 敬愛するジョン・レノンの言葉が、ふと胸に浮かびます。 「あれこれ忙しくしているうちに過ぎていくもの。それが人生なんだ。」 日々、あれこれと追われるように過ごしていると、いつの間にか…

『永遠と横道世之介 下』 吉田修一

30代になった世之介の日々。 上巻『永遠と横道世之介 上』 吉田修一https://gotoblueseabicycle.hatenablog.com/entry/2026/01/09/050002 さて、下巻ですが 相変わらず彼は、損得勘定とは無縁のまま生きている。要領よく立ち回ることも、賢く自分を守ること…

『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』

「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ、9年ぶりとなる第4作。4年前、最愛の夫マークを人道支援活動中に亡くし、ブリジットは二人の子どもを育てるシングルマザーとして日々を生きている。子育てと仕事に追われ、自分のことは後回し。そんな毎日の中で、…

『SWING FEVER』 Rod Stewart / Jools Holland

ロッド・スチュワートとジュールズ・ホランド。英国音楽界のレジェンド二人が肩を並べ軽やかに笑い合うように作り上げたアルバム。 ロック・スターという看板を脇に置き、ゴージャスなビッグバンドのうねりの中へ ブギウギの名手ジュールズ・ホランドのピア…

その胸元は、まるで真っ白なショール:保護猫日記。4歳7ヵ月(243週)

静かな午後の光の中、まっすぐこちらを見つめ返すその瞳。胸を少し張り、背筋を伸ばして座る姿は、どこか誇らしげです。 昨日は成人の日。まるで晴れの日の装いのように、ショールをかけたような白い胸元と、やさしい縞模様がよく映えます。 猫は何も語らな…

豊臣兄弟!(2)願いの鐘

理不尽な事ばかりですね。受け入れるか、吹き飛ばすか? 現状を受け入れるか吹き飛ばすかー。 多くの選択の中で強烈な夢や希望の情熱の強さによって未来は開けれる。 願いの鐘が響きますように!

坂と、海と、冬の彩り:自転車散歩

寒さも和らいだものの、風強いなぁ・・。初ライドって事で神社へ しばし走り、 坂の向こうに広がる青い海ふと振り返るとそこにはキラキラと輝く瀬戸内の海が広がっています。 静寂に包まれた神社でひと休み神社に立ち寄りました。 ここは小早川隆景由来の神…

『最上の幸福は一年の終わりにおいて、 年頭における自己よりも、 よくなったと感ずることである』 トルストイ

今週の言葉は、トルストイの一節から。 「最上の幸福は一年の終わりにおいて、年頭における自己よりも、よくなったと感ずることである」。 ここで語られる「よくなった」とは、成功や目に見える成果のことだけではない。失敗を素直に受け入れられたこと。誰…

『永遠と横道世之介 上』 吉田修一

39歳になった横道世之介はカメラマンをやっている東京郊外に建つ下宿であけみちゃんや礼二さん、大福さん、大学生の谷尻くんらと暮らす毎日仲間たちと繰り広げる、温かい人間ドラマは・・。 横道世之介が大好きなので過去のシリーズ作品の感想 『横道世之介…

『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』

1980年代、香港バブル経済の熱狂を背景に描かれる、巨額の金融詐欺事件。トニー・レオンとアンディ・ラウが、実に20年ぶりにスクリーンで相まみえる。 金が金を生み、欲望が欲望を加速させていく世界。主人公は時代の寵児として脚光を浴び、成功者として崇め…

2025年:アニメアワード

「2025年 アニメアワード」として、鑑賞した作品を勝手に表彰。 2025年 アニメ・オブ・ザ・イヤー 『ルックバック』創作することの痛みと喜び、友情とすれ違い。「本当にやりたかったこと」と向き合う苦しさが、人生そのものと重なり合う。過去を振り返るこ…

真っ白な世界に、はじめまして。愛猫が「雪」と出会った日。:保護猫日記。4歳6ヵ月(242週)

今朝、窓の外を見てびっくり。 昨日までの見慣れた景色が真っ白。 わが家の愛猫が生まれて初めて「雪」を体験したお話。 いつもは元気に走り周るんですが まずは鼻先を近づけて、クンクンと念入りに匂いチェックからスタート。 少しずつ慣れてくると、おそる…

豊臣兄弟! (1)二匹の猿

2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』がスタートドラマも新たな一年って感じがします。 信長の言う己の為の道を築く全ての人のヒリヒリするような生き残り、立身出世を渇望する人々 ドラスティックな戦国の世にあってタイプの違う二匹の猿はどう時代にのるのか?…

感謝を込めて「2025年 音楽アワード」をお届けします!

2025年も素晴らしい音楽との出会いがたくさんありました。それぞれの個性に合わせた「賞」を冠したアワード形式に振り返る。 今年私が執筆したレビュー記事を振り返りながら感謝を込めて「2025年 音楽アワード」をお届けします! 【幸福の定義を深めたで賞】…

2025年観た映画:アワード

2025年 鑑賞映画ベストアワード 多くの物語を通じて、世界の危うさや人の心の深淵に触れてきました。 理不尽な現実に打ちのめされることもあれば、誰かのささやかな善意に救われることもあった一年。2025年の鑑賞作品の中から、特に心に深く刻まれた「私の賞…

2025年読んだ本:ブックアワード

2025年にブログにアップした51冊ドロドロとした人間心理から、お腹を抱えて笑うエッセイ、そして背筋が凍るホラーまで。「2025年ブックアワード」として勝手に選出・整理させていただきました。 【大賞】『ブレイクショットの軌跡』 逢坂冬馬散らばったそれ…