風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)』 乾 くるみ

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舞台は80年代。トレンディ恋愛ドラマ全盛期
たっくんとマユは合コンで知り合い・・・。
週末だけの長距離恋愛になってしまう・・・。
最後に分かる真実とはー。

映画化されてて
ラスト驚愕とのコピーがどうも気になり原作を読んでみました。

こちらもコピーが
「読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる」

なーるほど。

イニシエーションとは通過儀礼なんですが
あるある。

人生の出会いって、偶然なのか?必然なのか?分からないけど

不器用で人を悪意なく傷つけたりしたに違いないな。
通過儀礼を言えばそうなのかも知れないけど
何とも穴があったら入りたいような恥ずかしさ
そんなことを思い浮かべながら最初は読んでてー

ラスト前も女々しいのは結局男かよ!とか呟いてましたが
予告通りラスト付近で・・・。
んんん!

そうか!そう言えば・・・
海のシーン。
指輪。
曜日。
クリスマスのディナー。

驚愕とはこのことですね。
恋愛小説ではなくミステリーなわけだ。
検証の為に二度読みたくなるわ~

しかしこの映像どう作るの・・?
どんでん返しの好きな
ラストで驚愕したい人にお勧め。