和希は暴走族“Nights“の春山と出逢い惹かれ合う
春山は抗争の標的になり……。
嫁さんが原作のファンでリクエストによる鑑賞。
なるほど・・
これ意外に食わず嫌いなジャンルでしたが、なかなかいけてる。
原作が分からなかったのでググってみるとー
かなりの人気作品で当時から映画化、ドラマ化の話もあったそうですが
原作者がイメージに合わないとのことで許可されなかったけども
能年の存在を知り「彼女なら和希の役を託してもいい」と実写化を許可。
『あまちゃん』の放送前からのキャスティングらしくなかなかの眼力ですね。
能年さん演じる和希はキラリと輝いてました。
さて、ストーリーですが
誰しもが経験あるだろう_人との折り合いに悩む青春の孤独。
学校や社会、家庭への不満
先の見えない未来への不安
あぁー過ぎてみれば青春だなぁって思うんですよね。
主人公の和希は家庭に恵まれずに学校からも零れ落ち
社会との繋がりや絆を春山に見出し
世界は彼氏を中心に回るなかで
春山が言います「俺が居なくなっても大丈夫な人間になれ」とー。
エンディングで尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」が流れますが
まさにドンピシャの世界。
こちらにも青春を感じるなぁ~
あの頃の純粋な不満や疑問を解決出来たのかと思うと
そうでもないなぁー
そのままの自分がそこに居ます。
その疑問に思った青春の青臭さが
この映画には満載で少し面映いかったなぁ
ちなみに輝いてる二人は能年・登坂ともに複数の映画関連新人賞を受賞した。
納得です。