風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

#音楽レビュー

「風立ちぬ」の主題歌「ひこうき雲」と堀越二郎の写真。

先日のポタリングしながら見上げた空 そこに浮かぶ雲を眺めながら 「ひこうき雲」を思い出してました。 改めて聴いてみましたが この荒井由実のファースト・アルバム『ひこうき雲』。 淡く切ない歌詞 「・・空に憧れて空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲…

『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 20th Anniversary Edition』 『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』(ナイアガラトライアングル ヴォリュームツー)ナイア

『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』は、1982年に発売された ナイアガラ・トライアングル(大滝詠一、佐野元春、杉真理)通算2作目のスタジオ・アルバムの 全曲本人によるリマスタリング30周年記念盤。 当時、佐野元春のレコードをクラスの人に借りたのが最初じゃな…

『THE ESSENTIAL GLENN MILLER』

この所「ファンモン」とこのアルバムをよく聴いてました。 スウィング・ジャズと言えばグレン・ミラー その中でも選りすぐりの代表曲の数々がアルバムにセレクトされてます。 現代でも多くの映像作品のバックで流れることも多くて 耳にする名曲の数々 ジャズ…

FUNKY MONKEY BABYS

有線で特集してたファンモン 代表曲しか聴いてなかったけども こうして纏めて聴くとガツンとハートに来ます。 応援歌だったりラブソングだったり 直球でストレートで汗が飛んで来そうな曲を 熱く歌うファンモンは新鮮。 恥ずかしいような照れくさい熱さって …

『セレブレイション~マドンナ・オールタイム・ベスト』 マドンナ

マドンナの初のオールタイム・ベスト・アルバム 12曲以上のNo.1シングルとビルボードで39曲のNo.1 37曲が全米TOP10にランクインの輝かしいヒット曲の数々。 時代を経て改めて現在聴いても 多くの人の支持を集めるその時代の持つパワーってあるなぁ~ その当…

『Best Harvest』 玉置浩二

玉置浩二さんのファンハウス時代のベストアルバム。 ワイドショーで扱われ方は奇異な話題や言動ばかりですが 表現力や作品力はとても人間性豊かでスローライフな歌詞に癒されます。 玉置さんをウィキペディアを調べてみたら・・ 彼を評するこんなことが書か…

『Hajime Mizoguchi The BEST WORKS』 溝口肇

チェリストであり作曲家の溝口肇(みぞぐち はじめ )さんの ベスト3枚組みアルバム。 有名な『世界の車窓から』やCM、映画、アニメ、ドラマ・・と 下記収録曲はどこかで誰もが聴かれたことあるんじゃないかな? 私はチェロの大きなうねりのような響きと…

『ベスト・オヴ・ヴァネッサ・パラディ』

ヴァネッサ・パラディのベストに加えて ライヴ音源にレア音源、未発表音源も収録 高音質で手軽にこんなのが手に入り聴けるなんて・・ いい時代になったもんですね。 昔なら何店も探し回ったろうなぁ・・ それが楽しかったりするんですけどね。 さて、内容は…

『debut』 辻井伸行

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した 日本のピアニスト辻井伸行の1枚目のアルバム いろんなショパン作品を聴いてきたけど 一言で言うならば柔らかで繊細 すんなりと心に落ちる。 もっと聴いていたい終わらないで欲しい そんな心地良さ。 な…

『Martini Blend』 鈴木雅之

鈴木雅之のベスト・アルバム 再生して聴いて数秒で分かる鈴木雅之のボーカルボイス キャラの際立つ数秒で分かるそう言うことなんですよね。 要素としては声もそうだけど 歌詞や歌ってる世界への一貫性 何ともイメージと合っててイロっぽい世界。 もっと聴き…

『The Best of Shogo Hamada vol.1』 浜田省吾

ソロ・デビュー30周年目に浜田省吾自身が選んで 生まれ変わったベスト・ソングを集めたベストアルバム。 選曲は 「ソングライターとして自分の中で優れていると思える曲と ステージで歌ってきて、リスナーに愛されていると感じられる歌 リスナーに育てられて…

『neujahrskonzert new year's concert 2008』

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート シュトラウス一家のワルツやポルカなどが演奏される ニューイヤー・コンサート 2008でジョルジュ・プレートル指揮 軽快で新年に相応しいアルバムでした。 音楽が人の心を盛り上げ 鼓舞すること…

『the Phantom of the Opera』

『オペラ座の怪人』って 何度も映画化やミュージカルになってるけど CDで聴いたのは初。 「Over ture」の有名な「ジャージャジャジャ・・・」から始まり 「think of me」・・ 台詞の掛け合い ミステリーへの想いと真実は・・・ 耳で辿るストーリーってのも新…

「ルパン三世」~テーマ・ヒストリー

ルパンシリーズの締め括りに・・ 最近の30周年記念アルバムを聴いてみました。 今までのオープニングからエンディングが 全て入ってるこのアルバムは何とも豪華。 時間に劣化しない音楽。 やっぱいいもんな お馴染み「ルパン♪ルパン♪」から始まるけど 特に…

『アメイジング・グレイス~ベスト・オブ・ヘイリー』ヘイリー・ウェステンラ

多くの歌手が歌う”アメイジング・グレイス ” このヘイリー・ウェステンラバージョンが有名になったのは ドラマ「白い巨塔」のエンディングに流れてたのが印象的でしたね。 あのドラマのテーマとこのアメイジング・グレイス の歌詞がマッチして この天使のよ…

『Very Special』CHARA

Chara 20周年(2011年時)を記念するベストアルバム ユニバーサルミュージック移籍後のシングル曲 ハスキーで囁く甘いスイーツのような歌詞はこのアルバムも健在ですねぇ 最近、露出が減ったかなって思ってたけど タイアップ曲も沢山あるんだなぁ Charaは初期…

『Mr.Children 2005-2010 (macro) 』Mr.Children

Mr.Children のベスト盤 前回の『Mr.Children 2001-2005 (micro) 』Mr.Children http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61468641.html 続きとなる『Mr.Children 2005-2010 (macro) 』 ミスチルの曲って誰しもが一度は経験するような 思い出すとちょ…

『Mr.Children 2001-2005 (micro) 』Mr.Children

Mr.Children のベスト盤 タイトルの『Mr.Children 2001-2005 (micro) 』 2001年から2005年の曲なのか・・? 最近の曲な気がするなぁ~ それだけ耳に残ってるって事なんでしょうね。 印象は一言でいうならば・・ 優しさとしなやかさ、温かさを持ったアルバム …

ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」 Op. 8

ヴィヴァルディと言えば学生時代に授業で聴かされるこの「四季」を含む ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」 Op. 8 今、聴き返しても新しい発見があるもんですね。 流れるような美しい旋律と ヨーロッパの冬を思わせる厳しさ それを乗り越える春 夏の…

『黄金期のロシア・マエストロ・シリーズ~ムラヴィンスキーの真髄~(6)』 ショスタコーヴィチ

ショスタコーヴィチと言えば社会主義リアリズムの作曲家 ソ連のプロパガンダの手先ってイメージで暗く重い印象ですが 今回じっくりと聴くと ショスタコーヴィチの最高傑作と呼ばれるだけのことはある 交響曲第5番 ニ短調 作品47 場面展開と構成の巧みさと演…

『Stay Alive』 長渕剛

長渕剛らしく腹の真ん中にズドンと来る 骨太でありながら繊細で胸に沁みる歌。 最近の剛は聞いてなかったけども やっぱなぁーいいアルバムだ。 震災を歌う歌詞は 毎日、長々と流された映像以上に 歌詞が鋭く真っ直ぐに胸に突き刺さり 悲しみ、勇気、憤り、弔…

『45 STONES』 斉藤和義

45歳にちなんでかな?斉藤和義通算15枚目のアルバム。 斉藤和義を聴いてるといつも思うのが 今まで行った事もないのに感じる懐かしさのある風景。 原風景ってやつかな? この心象風景って自分の奥底に潜む ものの観方や考え方、感じ方に 大きな影響を及ぼし…

「ワーナークラシックベスト100 ショパン ワルツ集」

ショパンのワルツは手抜かりなく 展開が劇的でドラスティックでありながら 破綻のなく安心出来る曲が多いなぁー 読書しながらウォークマンで周りの音をカット出来る優れものの ノイズリダクションスイッチONで聴いてることが多いけど まさに絶好の空間を演出…

『昇れる太陽』 エレファントカシマシ

熱いバンド、エレカシの『昇れる太陽』で19枚目のアルバム。 元々、嫁さんの好きなバンドで 私は全く聴かなかったんですが これがまた・・何回も聴くと嵌るんですよね。 この熱さとエナジー溢れるサウンドに・・ Sky is blue オープンの被せるギターと歌声の…

『月が昇れば』 斉藤和義

2009年9月16日発売の斉藤和義通算13枚目のスタジオ・アルバム。 斉藤和義を聴いてると 日常の生活で遭遇する今の感情を歌にして歌ってるんだろうなぁ ストーレートで時代を切り取る歌詞は 心にすんなり入って来るなぁ。 このアルバムはかなり前に「情熱大陸…

『Sugarless』 スガ シカオ

シングルカップリング集でB面集になるのかな? この『Sugarless』はスガ シカオの歌詞の世界 絶品な言葉の選択と巧みな構成が心地いいな。 流して聴いてると時にドッキリする言葉が素敵。 .沺璽瓮ぅ 「人魚の肉はものすごい匂いで近づけない・・」 エグイ…

『福笑い/現実という名の怪物と戦う者たち』 高橋優

「・・世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う・・」 ジョンレノンのが好きだとよくブログに書いてるけど 少し前にこの歌がラジオから流れてて気になってた曲 シングルですが聴いてみました。 それを聴いた時にの衝撃は”IMAGINE”のような感覚 聴いて…

『Pure Piano』 倉本裕基

ピアノならば普段はジャズやショパンの方が好みですけど 偶にはこのしっとりとしててやわらかい雰囲気の ロマン派と言われる音楽も悪くない。 目覚めのいい朝に△痢嵜靴靴ど?涼罎如廚覆鵑督阿い燭 凄いドラスティックな出会いがありそうだもんなぁー^^; で…

『ヤナーチェク:ピアノ作品集』 ヨゼフ・パレーニチェク

ヤナーチェクと言えば『1Q84』のキーとなるシンホニエッタを思い出すけど これはピアノ作品集です。 シンホニエッタと同じように 何か混沌とした変化に心を動かされる 静寂とそれが同居してて想像力を刺激されます。 この緩やかさと激しさの間が何とも魅力…

『ブランデンブルク協奏曲』 J.S.バッハ

美しく流れ落ち着く時間。 何故か見たことのないような美しい川原をイメージしてしまう 蝶が舞うそれを重なるように追う蝶。 綺麗に調和して舞うような音階の 緻密な重複と様々な組み合わせ 本当はもっと余白がある音楽が好きなんですが これはこれでいいか…