同名エッセイの映画化。
職場にも精神的な事情で休職中の人や様子見の人が居ますけど
仕事は普通にこなせて、仕事が峠になると休み
終わった頃、普通に出勤して来る姿が何も調子が悪そうに見えないので
頭では理解してても・・
正直ちょっと・・ってのが身近にあります。
この映画にあるような
本人がいかにしたら社会と折り合いが付けられ
新たな幸せな生き方を出来る様になるのか？
どうしたら”うつ”にならないのか？
身近な職場の人を思い浮かべながら考えたりしたけども
やっぱりその人の考え方なのかな？
映画の中で夫は苗字の字に拘ったり
クレーマー（サポートセンター勤務）への対応や
上司や嫁、曜日できっちり決めた弁当のおかずやネクタイのエピソードみたいに
過剰な几帳面さとネガティブな思考が原因なんだろうか？
これは職場の人もなんか当て嵌まるなぁ・・。
言葉で書くのは簡単だけど
思考の多様性とバランス
そして何よりも”愛”ってものを感じて日々生きるって事が
処方箋なのかもしれないですね。
印象的なシーンはやはり
結婚同窓生と会って
乗り越えた妻がこう言います。
「この一年、私たち夫婦にとって苦しい年でした」
「健やかなる時も、病める時も、これを愛し、これを敬い、これを慰め……」
忘れてる大切なこと
思い出すのも悪くないな。
