精神医療総合研究所で開発中の「DCミニ」は他人の夢を共有できるデバイス
それを使い患者の治療を行うサイコ・セラピストを研究していた。
しかし「DCミニ」が盗まれ現実と夢が交錯し関係者が次々錯乱することに・・・。
原作は筒井康隆のSF小説。
アニメーションの映像が自由に構成され
夢のようなパレード、自立して動き出す人形に
次々ビルから飛び降りる男やおもちゃと一体化する研究員。
夢の世界と現実がまるで総天然色のお祭りのようで
映像に飲み込まれるような感覚は恐怖すら覚えるほど圧巻。
映像の蝶が静かに舞誘う世界
何だか妖しいがこれは作り出した世界なんですよね。
傷付きながらも追う世界で真実に巡り合う
妖しい幻想に溺れてみたいような誘惑ってありますね。
物語のように現実が侵食されて夢から戻れないかな・・
やっぱ怖く妖しい魅力的な想像の世界。