風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『接吻』

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最近のドラマみたいな事件と根本がラップするかのような
事件を起こした犯人役を豊川悦司がいい演技してるんですけど
何なんだろうなぁ・・
この後味の悪さ。
映画や本の感想を検索出来る記録として
あぁ、こんな事思ったんだとか後から見て思う事もあるけど
ここに書かないお蔵入りの映画や本ってあるんですよね。
今回はお蔵入りかなぁ・・って思ってたんですけど
二連荘でそんな映画見たんで
何か書くかなぁ・・
そう思った事をでも掘り起こして書こう。
死刑を望む犯人に勝手に分かり合える存在だと思い
心酔して結婚までしてしまう小池栄子演じる女の行動は
狂気としか思えない行動をとるんですよね。
控訴する犯人に激怒するんですけど
これは自分と同化した犯人が死刑になる事で
自分も世の中からどうしょうもないと(思ってる自分)も
存在がなくなるって思ったのだろうか?
それでその後どうするの?って聞かれて言葉を失ったのか??
世間に生きていても楽しい事がないと思われて生きていく・・くだりですが
ならば世間なんかどうでもいいって言ってる事と
どう辻褄があるのだろうか?
弁護士はラストに君の弁護するとか言うんだけど
何血迷ってるんだ?あのプレゼントの箱取り出した所で
静止しないのはなぜ?犯人と引き合わせた罪の意識か?
犯行を止めれなかった事に対する気持ちなのか?
自ら殺そうとした弁護士に接吻したり・・
不可解で後味が悪いし・・
理解されない孤独さってのが彼女の心象風景ならば
すばらしく心の奥底に見る側に刻まれますけどね
そんな孤独だったり挫折なんて吐いて捨てるほどありますよ
人殺して死刑になりたいなんて戯言いってさぁー。
甘ったれんなよ!!自分一人で逝けって思うんですよね。
解せんよなぁ・・・。