風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』

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原作は1,000万部を超える大ヒットとなった実話
薬物に溺れ、転落人生となったジェームズが
野良猫ボブと出会い人生が大きく変化するー。
2017年の英国ナショナルフィルムアワードにて最優秀英国映画賞を受賞作品。

これを演じる猫ボブは本人(人じゃないけど)だそうで
神じゃないかと思うえるぐらい俳優か?神憑りな演技

エジプト文明でも時代から猫を神とするような壁画があったりしますし
猫って特別な力があるんじゃないかな

先日読んだ『今日も一日きみを見てた』 角田 光代でも
https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/64774709.html
猫と出会った前と後って時代を分けてましたし
それだけの力があるもものなんですよね。

さて、物語は家族から見放され、夢破れ、薬物依存に転落し
路上生活からの再出発は過酷なシーンもあり
それを見つめるボブの猫視点といい上手く作られてる。

自分の為に生きるだけの限界から
誰かの為に生きる暮らし
助けるのではなく助けられる心

もっと目を開き遠くを見て
自分の為じゃなく誰かの為に共に生きる。

そこには人生を変える力があるのだ。