風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-』

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海軍大臣米内光政や海軍次官山本五十六、軍務局長井上成美が反対する三国同盟が締結となり
連合艦隊司令長官となる山本五十六は対米戦回避を願う信念と裏腹な対米作戦となる真珠湾攻撃
その後の講和への願いも機会を失い出口の見えない戦争へ続く・・。

人間、山本五十六は信念とはまた違った命を受けて実行する姿は
次元は違えど日々をサラリーマンとして過ごす自分や
マスコミの世論が正義と宣う現代の政治家や評論家が重なり
今も構造は変わらないものですね。

世界の世論もそうで作られた正義や大義によって人々は事実を見失い
哀しみや不幸を世界に蔓延させている。

彼らの命や痛みを活かして我々は何を学んだのだろうか?
この映画に多くの未来への教訓がある。

記者に語った五十六の言葉
”目と耳と心”で進むべき道を見極めないと彼らの志が報われない。

個のひとりひとりが課せられた未来への責任を感じずにはおれない。
今こそ見るべき映画かも知れない。