風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

「ターミナル」

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んーさすが外さないトム・ハンクスが主役の作品。
監督はスティーヴン・スピルバーグかぁ。
なるほどです。
この映画の【宣伝コピー】『彼は空港(そこ)で待ち続けた。
約束を果たすために…』だそうですが
宣伝コピーにある待つ事がテーマなんですよね。
急がず待つ事で見失った事、気が付かなかった事
待つ事で得るもの、まるで人生です。
効率だけが全てではない人生は時に
何かの為、待つ事で育まれるものもあります。
このシチュエーションはあり得ないものかもしれませんが
そんな事に拘る様では、この映画の楽しむ事は出来ません。
いい所を見る事で感動できるんじゃないかな?
多くの人が行きかう空港
そこに居るだけでは誰とも分かり合える事はありません。
孤独なのだ。何か最近の都会じゃないかな。
よく耳を澄まして目を凝らすとそこには
人生を豊かにする、欠けてはならないものがありますね。




<参考>
ニューヨーク、JFK国際空港。この日、ビクター・ナボルスキーは、はるばる東ヨーロッパのクラコウジアという小国からある大事な約束を果たすためにやって来た。だが、いざ入国しようとした矢先、彼の国でクーデターが発生し、事実上国家が消滅してしまう。これによってパスポートが無効となった彼は、アメリカへの入国を拒否される。しかも情勢が安定するまでは帰国することもできず、空港内に完全に足止めされてしまう。英語も分からず通貨も持っていない彼は、やむを得ずこのターミナルの中で寝起きしながら事態が改善するのを待つのだったが…。