風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『親子という病』 香山リカ

知らない間に蝕まれてる
親子という病・・
精神科医だけのことはある
なるほどねぇ・・
親子の関係に悩む人って多いんだなぁ・・
そんな視点で見ると
自覚無しにそんな状態におかれた人って
周りに沢山居る気がしますね。
何かと言うと親のせいにして人生を語る人だったり
些細な一言や出来事を
大人になった今も心の傷としてる人
少なからず居ますよね
親子の関係とは人の心が作り出した造形物って所では
自覚なく相手を過剰に自分の心を投影する親子が登場しますが
客観的に見て該当しなくとも
被害者と思い込むこともあるんですね。
「母親の娘に対する過剰な愛は
ときとして「支配-被支配」というはっきりした力の関係を取りがちだ。」
そして著者は「結局、健全な親子関係はありえない」と書いてるけど
両方の心のバランスこそ大事なんですよね。
自覚し距離を置く事
自立することこそ基本だと思うだよな
愛に対する過剰な期待だったり思い込みは
お互い不幸になるんですよね。
前に読んだ勝間和代と対極かと思ったけど
根本的にそうでもないんだなぁ。
それぞれが魅力ある生き方をして
自立することでお互いが
建設的により高めるってことだと思うんだけどなぁ。
言葉で書くと堅いけど
そういう生き方を意識しないと出来ないことだったり
育たない心ってあるんですよね。
それがより大きな幸せに繋がればいいんですが・・。