風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

『この本が、世界に存在することに』 角田光代

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本をめぐる短編を収録。
収録作品はー。
・学生時代に手放した本と、異国の古本屋でめぐりあう。
「旅する本」
・子どもの頃のぼくにとって、ここは世界への扉だった。
「ミツザワ書店」
・おばあちゃんが欲しい本を探し、私は今日も本屋をめぐる。
「さがしもの」
・人に本を贈るのはむずかしい。とくに、好きな人には。
「初バレンタイン」
・著者が自身の本とのつきあいを振り返る書下ろしあとがきエッセイ
「交際履歴」


私は今でも大きな本屋さんや図書館に行くと
ワクワクと胸が躍り宝を探すように
本と本の間を歩きまわる。
タイトルに引かれ、表紙に引かれながら
手に取り読んだ本に引き込まれたりしたなぁ~

世界を旅して、時代を超えて
性別や文化の垣根を遥かに越える出会った物語の数々。

思考や考えにも深く影響を与え
生きる糧や意味を考え答えを探した日々
何とも素敵な物語出会いを読みながら思い出してました。
今年最初に本への愛情を込められたいい本。
いい出会いがありそうな予感。