風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

コミック

『沈黙の艦隊』(25巻) かわぐちかいじ

絶対絶命の場所で 運命に委ねるしかない状況 周りの人間の思いが交錯する TV局は緊急にアンケートを行う 当然ながら一方的な正義は存在しないが 段取りを踏まない正義は正義と言えるのだろうか? ここが海江田の正義に疑問を投げ掛ける。 アメリカ大統領は…

『沈黙の艦隊』(24巻) かわぐちかいじ

ペンタゴンのベーカーは言う 「軍は国の正義を守るためにあるのではない 国家の利益と国民の安全を守るために存在するのだ」 日本国の首相は言う 「国連を完全な強制力を持つ 世界政府へと変えることができた時 私の夢が叶うのだ」 それぞれの立場で目的を達…

『沈黙の艦隊』(23巻) かわぐちかいじ

コミックではあるものの ある部分はフィクションの方がリアルに現実を表現できるもので 全世界的な核戦争抑止力はパワーバランスと 核を使用した国へ躊躇なくその国へ核ミサイルを発射出来る 原子力潜水艦による報復が抑止になってると言う理論は あながち間…

『沈黙の艦隊』(22巻) かわぐちかいじ

いつも書いてるけどこのコミックの主人公、海江田と 日本の政治家の違いを感じるよなぁ・・。 当然、現実ではないかもしれないけども・・ 何故そうできないのだろうか? 自ら所属する政党であったり 政治の仕組みを変える事が出来ない人間が 日本を変えると…

『沈黙の艦隊』⑳ かわぐちかいじ

やまとハープーン発射し 海江田の目指す軍政分離と共に目指すのは”核”廃絶なのだろう このハープーンに核が搭載されてたならば 一発のミサイルで人類の歴史が変わるのだろう その先にあるものは平和なのか? カオスなのか? 今回、核は搭載されてなかったけ…

『沈黙の艦隊』⑲ かわぐちかいじ

残る1隻の攻撃をかわし 舞台は日本政治の駆け引きへ この駆け引きが 正義は何かじゃなく 支持されるのはどうなのか?に終始するところは 実際の民主党が圧勝のその後を彷彿とさせる・・ 話が逸れちゃったけども・・ 平和で公平であるべき世界は 軍事に裏打…

『沈黙の艦隊』⑱ かわぐちかいじ

アメリカ大西洋艦隊との戦いは続く 中継を見ながらバーで飲んでる老人はつぶやく・・ 「あの潜水艦は黙示録の獣・・探信音は神の警告・・じゃ」 悪魔の如く戦い挑む姿 日本に忘れ去られた姿がある そんな気がするんですよね。 直向に信じたものに 立ち向かう…

『沈黙の艦隊』⑰ かわぐちかいじ

ニューヨーク湾に向かうやまとVS40隻の大西洋艦隊 多数のヘリからの魚雷をかわすって ちょっとリアリティに欠けるけども 世界の動きと本来あるべき日本の政治家って ブレナイ海江田こそ望まれるんだろうね。 フェイクションだと言うのは簡単だけど 外交…

『沈黙の艦隊』⑯ かわぐちかいじ

日本国内の選挙戦となりましたが 明確な対立軸があるこの作品中では 立ち位置がハッキリしてて 分かり易い政党の争い 現実もそうあるべき姿なのかもしれないですね。 共通な目的は最大多数の最大幸福だと思うんですが 手法の違いを明確にすべきかな。 それを…

『沈黙の艦隊』⑮ かわぐちかいじ

政治と軍事の分離を訴え 方法としてやまとに保険を掛け債務を日本が払い 国連が受け取るって案はともかく 戦後の日本って 対米従属外交は自民党の専売特許でもなく 民主党政権でも対米従属外交は継続 アメリカ政府の意を借りて日本を動かしている。 それがこ…

『沈黙の艦隊』⑭ かわぐちかいじ

アメリカの最新鋭艦とのバトル ハードの優秀性よりやはり人 艦長の判断と操船こそ全て これって人生みたいなものですね。 何を思い何を実現するのか? 岐路に立つ時に いかなる判断を下すのか? この判断。 周囲も混乱して来ましたね。 日米の政治家も判断と…

『沈黙の艦隊』⑬ かわぐちかいじ

北極海でのアメリカ最新鋭艦とのバトル 上には氷のプレッシャーリッジを掻い潜りながら 「門前の虎 後門の狼」ってせりふがあったけど まさに汗握る攻防 潜水艦もののアクションは映画では難しいだろうなぁー 冷静な判断力と実行力 ピンチに動じない冷静さ …

『沈黙の艦隊』⑫ かわぐちかいじ

やまと問題で総選挙に 論点が明確な政党で選挙っていいけど 漫画の中でも画策する政治家 国民はどう判断するのか興味深いね。 一方論点の核を搭載した最新の原子力潜水艦「やまと」は北極海を目指す 北極海では現実にも自国が核攻撃を受けた場合の 報復とし…

『沈黙の艦隊』⑪ かわぐちかいじ

東京湾で米原子力潜水艦が大破し 放射性物質拡散の危機 福島原発も進行形ですが この原子力潜水艦っていう物 兵器である以上交戦し撃沈もありますよね。 深刻な事態となるわけですが 兵器として原子力を使うことの危機と この状況を政治はどう理解するのか?…

『沈黙の艦隊』⑩ かわぐちかいじ

東京湾での補給と脱出はできるのか? 容赦なく米軍潜水艦の攻撃に浮きドックとして改造されたタンカーも被弾 たつなみ艦長深町とクルーの最高の操船にはワクワクしますね。 N.Y.で大統領と会うと宣言した海江田 横須賀沖会戦のアクションは映画じゃあ無理か…

『沈黙の艦隊』⑨ かわぐちかいじ

東京湾に入り日本国と交渉するやまと。 アメリカの見方は今後起こりうる核テロリズムを自ら演じ見せた 国連至上主義は今の民主党もそうですけど 国連が機能しないことは明らかなのに まるで永遠と続く結論の出ない会議に消費する時間と労力の無駄だよなぁー …

『沈黙の艦隊』⑧ かわぐちかいじ

国連での駆け引きへ・・ 当然日本の立場は弱い。 どう考えても脱走艦だからなぁー 一国を滅ぼすぐらいの艦であっても それを独立国って定義は国際社会では通らない 現在のアンチテーゼとはなりうるけども・・。 方向性を間違えば武力で意思を通すテロと同じ…

『沈黙の艦隊』⑦ かわぐちかいじ

ミッドウェーを攻撃か・・ ワールドスタンダードといいつつ アメリカンスタンダードを押し付けるアメリカ 先日もビンラディン殺害したけど 裁判もせず、他国に進入して殺害し その後メディアの批判もなく 自由自在って国が他にあるのだろうか? まるでこの漫…

『沈黙の艦隊』⑥ かわぐちかいじ

ついにアメリカの攻撃・・ 実際の世界でもアメリカの勝手な秩序によって 武力を行使する姿 その危機にさらされた日本 そのリーダーの姿。 まるで現状の日本そのまま。 違うのはリーダーがリーダーとして試練と判断を下す部分。 著者のかわぐちかいじさんが書…

『沈黙の艦隊』⑤ かわぐちかいじ

ついにアメリカのエゴ丸出しの強気外交に 強かなソ連が取り囲む海域を 専守防衛のジレンマの中護衛艦は一隻大破。 現代の日本には存在しない 全くの強気の政治家はどう立ち向かうのか? その政治家はこう言う 「日本は死を恐れ生き延びる為に正義を問うこと…

『沈黙の艦隊』④ かわぐちかいじ

第二次大戦に参加しなかったならば 日本は核を保有し現在は超大国となり 世界に影響を与えるリーダーとなていたのだろうか? それに近いシュミレーションとなりうる話だな 海江田の理想目指すものとは・・・ 「本艦の理想は あらゆる人間・民族の完全なる自…

『沈黙の艦隊』③ かわぐちかいじ

4アメリカ第七艦隊の6隻の潜水艦を航行不能にして ソ連の原潜と強度と度胸試しー 神業の操舵と最強の潜水艦が独立国家として独立? 世界は蜂の巣を突いたような騒ぎになってますが この状況に海江田(指揮官)の台詞は・・ 「これは私の望んだ状況だ望んだ…

『ソラニン』 浅野いにお

映画を見て(http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/60434215.html)会社で話してたら 会社の女の子が原作を貸してくれた・・ 映画の良さもあるけど原作の方が良かったなぁ 種田の心情や仲間のやさしい気遣い 読んでるとゆっくりとじっくり沁みるん…

『沈黙の艦隊』② かわぐちかいじ

巻へ 亡命でもクーデターでもなく海江田は 「地球を一つの国家にするのだ・・」って目的の為 第七艦隊と交戦するとは・・ 次から次へと対潜攻撃をかわし 的確な判断と大胆な構想はどう結実するのか・・。 操る指揮官と一人ひとりの乗組員のスキル やっぱビジ…

『沈黙の艦隊』① かわぐちかいじ

懐かしの『沈黙の艦隊』1巻を借りて読んでみました。 最後読んでないんで今からおさらいです。 この原子力潜水艦は日本とアメリカが極秘で進めてたプロジェクト 乗組員も事故死ってことで集められた精鋭が行方不明ー 彼らは亡命するのか?テロなのか?・・。…

「ANOTHER MONSTER」浦沢直樹

漫画「MONSTER」のアナザーストーリー 謎が解けると帯に書いてるが・・。 全ての謎は解けない・・。 しかし、その内容が凝っていて 漫画の舞台や設定された屋敷や橋、街が写真が出てて リアルに本当の話として本編では展開され 関係者のインタビューでそれぞ…

「MONSTER」浦沢直樹

この「MONSTER」って作品賞を取ってるし かなり売れたんですね。 遅蒔きながら「MONSTER」 銑欧泙念豕い貌匹澆泙靴拭 しかし謎が・・。 ラストは何を表してるのか? その後のヨハンは!? 自分でも考えたけど・・ ネットで見るとまたいろんな考察があるみた…

カウンタック⑨

コルベット対決には勝利し 次の話は引きこもりのウォルターウルフカウンタック オーナーに出会いましたが どうなるのやら? 古くてもその時代を極めた物って 存在感といい性能どうこうよりも 味がる気がするのは何故だろうね? あのアナログで搾り出すパワー…

DEATH NOTE ①~⑬

一気に完読しました。 これが心の呟きと複雑なストーリーで 時系列とかで戻ったりして・・。 通常の2倍の時間が掛かりました。 内容ですが・・。 ノートは日常では使えない 結果、知り合いが死んでしまうので・・ 身近で使うとなると使えないのが正直な所で…

キャブレターズ上下

P10プリメーラから始まるショートストーリー 作者の思い入れたっぷりの話には 懐かしいし絵も綺麗でディテールも細かい 他の作品も読みたくなりました。 今回の上巻ではTE27レビン、K11マーチやFD、ベレG、E-AA 下巻ではS30、MZ11、S…