風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『ビジネスエリートの新論語』 司馬 遼太郎

産経新聞記者をやってた司馬遼太郎が本名である福田定一名で刊行したものを復刻刊行。 違う章では記者時代の先輩社員の話もあり 今でも変わらない機微満載のサラリーマンをテーマとしたエッセイ集。 私の人生にも影響を与えた一人である司馬遼太郎さん 彼が…

聲の形(こえのかたち)

転校生の少女、西宮硝子は聴覚障害だった 石田将也と硝子との関係とその後周囲から孤立してしまった将也。 やがて5年の時を経て…。 大今良時の同名コミック原作のアニメ映画。 第40回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞 第26回日本映画批評家大賞アニ…

窓に映り込む橋はまるでカーテン

先々週訪れた島 ”光と影、豪雨の爪痕残る下蒲刈へ” https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/64579910.html 写真を整理してて気付いた写真で ここの錆びたコーラの看板の下 窓に映った橋がカーテンのように移り込んでました。 こうして見返すと面白い…

猿猴川の河童祭り。河童伝説ってあるんですね。

広島に避難中の私 ぶらぶらと通勤で寄り道 川沿いを歩く。 河童祭りの幟が・・。 河童祭りって何!? どうやら河童伝説があるそうです。 広島駅にもほど近いの川で 妙なポーズの河童が・・。 何とも街のミステリーゾーン シュールな雰囲気に包まれました。

西郷どん (32) 「薩長同盟」

「おいらはまちがっとらん」 あの真っ直ぐで力強い心 薩長同盟なくしてはきっと現代の日本の形は大きく異なったであろう どう変わったかは想像もつかないですが 彼らそれぞれの言い分を乗り越えた大義あっての堅い絆 それなくしては未来は開けないであろう。…

すずさんの住んでた場所の辺り?(長ノ木)山に海に歴史に風を感じるポタリング

残暑凄し!陽射し強しですが・・ 今回はドラマ「この世界の片隅で」の主人公すずさんの住んでた場所長ノ木へ 見上げる空は夏だなぁ・・ 確か物語の中で通ったすずさんの通った三つ蔵へ ここから長ノ木への上りが始ります。 凄い急な傾斜 かなりの密度で家が…

「自分に何のメリットもない人に対して、どういう態度で接しているかを観察すれば、その人の人間性が見極められます。」 アン・ランダース

今週もやっと終わったって印象。 思い出すニュースは米中の関税報復合戦やら 国内は連続台風の接近と通過です。 被災地が近くなのですが まだまだ土を避けて山になった土砂の山。 ブルーシート被せただけの崩れかけの傾斜地 浅くなった川もそのままだしかな…

『サラリーマン生態図鑑』 アコナイトレコード

「サラリーマン」を生態観察し分類した本。 サラリーマンを動物の種別として捉えつつ 行動様式を書物にするとこんな切り口になるんでしょうね。 客観的に見ると 面白い文化ってあるもんですよね。 サラリーマンの共通認識として 手刀で前を通るときに切る仕…

『毛皮のヴィーナス』

舞台のオーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダ。 演出家トマにオーディションを懇願し渋々承諾 いつの間にか彼女の演技と存在に惹きつけられていき・・。 無名の女優が演出家を徐々に虜にする過程は怪しげあり妖しくもある。 虜にする演技と間がこの…

やたら宣伝してる。朝セブン¥300へ

お得な朝食と言えば、すき屋の朝定食が好きなのですが 人手不足?何と!休みだったものでやたら店頭で宣伝してた朝セブンへ あの素敵に美味しいコーヒーと朝セブンのロゴの入ったサンドイッチで¥300って商品。 50円お得ってセットです。 割引率からするとあ…

「この世界の片隅に」 (6) 【激動の昭和20年ー最愛の人との別離】

言えない想いと伝えたい心 聞きたいことも言いたいことも それぞれに多くの出来事や 否応なしに重苦しい空気になりつつある日本 同じ桜を見ることも想いの分 その年の桜はまた違った見え方があるのだろう。 川沿いの公園にある桜並木は今も呉にありますが あ…

西郷どん (31) 「龍馬との約束」

雨漏りのする家 金の使い方、立ち振る舞いはその人と成りを表すものですね。 多くの人間と接したであろう坂本龍馬が吉之助を信用したのもそこではないでしょうか? これまた龍馬の立ち振る舞いは藩を超えた思考 新たに大きな荒波が来ている時に この様な男達…

光と影、豪雨の爪痕残る下蒲刈へ

盆休みも残り僅か最後に素敵な下蒲刈島へ向かう。 危険な気温からカラッとした秋の気配すら感じる日 海も澄み渡りエメラルドグリーンに輝く。 百日紅(さるすべり)の花が満開 華やかだなぁ~ 見上げるとカラスの大群が大騒ぎで旋回 何!?何かあるのか!?…

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」 古今和歌集

盆連休もあと二日。 休みは早いなぁ 今週を思い出すと豪雨の復旧状況やその後の雨が気になったり 行方不明の子供や逃走した犯人の連日の報道 イタリアの道路崩落が記憶に残ってます。 古今和歌集の一節ですが 「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ…

『ジョン・レノンを信じるな』  片山 恭一

ジョン・レノンが凶弾に倒れたその年、僕は8年間付き合っていた恋人・玲と別れた。 喪失感に包まれる世界に現れたジョン。 その先にあるものー。 『世界の中心で、愛をさけぶ』の4年前に書かれた作品。 ジョン・レノンをよく聴きき彼の生き方や発言に影響を…

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅲ 暁の蜂起」

エドワウ・マスは身分を偽り、シャア・アズナブルとしてジオン自治共和国国防軍士官学校に入学。 そして宇宙世紀0077年、ついに学生たちは独立をかけ地球連邦軍治安部隊に対し武装蜂起する。 おぉ~なるほど シャア・アズナブルは実在しその人物と入れ替わっ…

盆の墓参りに想う復興と絆。

盆でですね。 例年通り、お墓参りに行きました。 今年は豪雨により 二か所ある墓のひとつが途中の道に土砂があり あり行けませんでした。 もう一方の墓に参り。 坂をゆるりとのぼる道 墓へ参る人と交わす挨拶。 今年もいろんな想いでここに訪れるのでしょう…

「この世界の片隅に」 (5) 【迫り来る空襲!さよなら初恋の人】

時代の流れに争うことの出来ない運命。 それぞれに背負ったものを通して 当時に確りと生きた証が私の今暮らす呉の街に刻まれと思うと感慨深い。 死ってものが身近にある時代であるからこその生 別れが訪れる予感の中で時を共にする絆 どれも切なくやるせない…

西郷どん (30) 「怪人 岩倉具視」

人生の浮き沈み 特に幕末は振幅の激しい世の中で能力どうのってよりも 多くの失われた人材を考えると運ってものも左右しますよね。 誰がどう引き立てるか? またはそれをどう生かすのか? 立派な思想があれども先行きなんて分からないもので 何をどう信頼し…

連休に再会。友人との食事へ黒部和牛のサーロインステーキはなかなか・・。

連休初日。 東京から遥々帰省した友人と再会。 焼肉屋さんは行列だったので いつもの鉄板焼き屋へ 私もですが豪雨災害で交通機関の不通による時間が重荷ですが 年数回ですが帰って顔を見ながら話す話はまた違ったもので 時間が許されるなら尽きない話に それ…

「・・・だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。」   ネイティブアメリカンの教え

今日から連休。 昨日のうちに親戚の避難場所から帰宅。 良くしてくれるのですが・・やはり精神的にのびのび家は違うなぁ まだまだ、豪雨災害の被害が残り、長い通勤や不便な生活 ジワジワと精神的に被害が拡大してるような気がします。 ネイティブアメリカン…

『不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか』 鴻上 尚史

陸軍第一回の特攻から計9回の出撃をし、9回生還した特攻兵、佐々木友次氏は2016年2月に亡くなった。 鴻上尚史さんが生前の佐々木氏本人へインタビュー。 なぜ、上官の命令に背き、命の尊厳を守りぬけたのかに迫る。 演劇の鴻上尚史さんの書かれてるので 演劇…

『グランド・イリュージョン』

凄腕マジシャンたちがラスベガスでショーの最中 パリの銀行から大金を強奪する。 FBIとインターポールは捜査を開始するが魔術のような手品のタネが分からず……。 凄腕マジシャンが謎の主催者に集められ 難易度高い銀行をターゲットとし強奪し その後の華麗な…

つぶらなカボス はちょうどいい酸味でサッパリ。

暑すぎて売れすぎのアイスクリームが販売中止って記事を読みました。 ほんと今まで経験したことのないような連日の暑さ尋常じゃないですよね。 やっぱり冷たい飲み物が欲しくなります。 新製品があると飲むんですが 今回発見したのは”つぶらなカボス” 何だか…

「この世界の片隅に」 (4) りんどうの秘密ー動き出した運命

意に反して人の絆が脆くも引き裂かれる時代 家を背負った結婚 性別によって扱いに差がある時代 本人の存在理由を疑いたくなるような社会において 心で結ばれた絆の強さこそ 支えになるものですよね。 強き絆とは一緒に苦難を乗り越えた結果でると思う。 豊か…

西郷どん(29)「三度目の結婚」

生きて行く源となる理想 それとは違った家の理想 生活を共にする夫婦の理想 多くの柵の中にありながら 人は理想を追い 運命のように不思議なタイミングで人に出会う 一緒に未来を見たいと人に出会う奇跡 これを運命と言わずに何と言うのだろうか? 多くの出…

炎天下ポタリング・・報道されないこんな所も崩落してました。

帰宅し早朝は気持ちよく寝過ごし 炎天下となってしまった・・。 しかし自転車に乗りますかとスタート。 マイ峠への道も・・ あちこち簡易砂防。 やはり通り抜け出来ないとの看板にガックリ 下って小さな支流も砂が積もり 底が浅くなってました。 台風や次が…

最初の細やかな負を背負うことで

広島市の親戚の家から週末家に帰る生活。 今週を振り返ると避難先のこれまた親戚が癌で亡くなり バタバタとしたり、仕事は難題が解消されず 休出までする気になれずに週末突入。 印象的なニュースを思い出すと 日本医科大の性差によるハンデがあった話や ボ…

『バースデイ・ガール』  村上 春樹

二十歳の誕生日、アルバイトを休めなかった彼女 バイト先で食事を届け、不思議な出会いとは・・。 ポップなイラストも満載。 短編と言えども村上ワールド。 物語の出来事を二度も三度も考えてしまう面白い作品 あの謎の老人に何をお願いしたのかな? 叶えら…

『はじまりのうた』

ミュージシャンの恋人に裏切られたグレタ 小さなライブハウスで歌う所に居合わせた落ち目の音楽プロデューサー・ダン 彼女の歌に目覚め、共にNYあちこちライブを決行し・・。 冴えないプロデューサーと恋人に裏切られた女が歌を作る過程で 活き活きとする姿…