風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

2017-01-01から1年間の記事一覧

『スウィート・ヒアアフター』 よしもと ばなな

自動車事故により同乗していた恋人は亡くなり、小夜子は死の淵から生還する 小夜子の中で止まっていた時間が動き出し小夜子は生き続ける。 あとがきにありましたが よしもとばななさんのコメントでは 「とてもとてもわかりにくいとは思いますが この小説は今…

『湯を沸かすほどの熱い愛』

余命宣告を受け死ぬまでにやっておくべきことがあった。 失踪した夫、休業していた家業の銭湯、学校でいじめられる娘の独り立ち、娘への秘密の告白。 第40回日本アカデミー賞、6部門受賞、内2部門では最優秀賞作品。 家族の難題、懸念を抱えたまま突然の余命…

「ルポルタージュ」 高橋 優

2017年11月22日に発売された。高橋 優の新曲「ルポルタージュ」 18枚目のシングルとなる今回はロックチューン 高橋 優 節は健在で今回もいい出来ですね。 詩の中に記憶に残るフレーズがあり 今回は 「・・この世に生まれ落ちた意味を神に尋ねるよりも その意…

”島のひだまりと御神木のイチョウライド。”で訪れた場所の360度パノラマ

”島のひだまりと御神木のイチョウライド。”で訪れた場所の360度パノラマ https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/64339902.html 池に架かる木造の橋から360度パノラマ写真。 ※+が出たらクリックで拡大します。 島に架かる二本の橋が同時に見…

おんな城主 直虎(47)「決戦は高天神」

一見同じような組織の体制であっても 恐怖の支配する関係と忠誠心のある関係では雲泥差は歴然ですよね。 簡単に恐怖による支配では その恐怖の元はなくなった状況では寝返るのも必然の脆い組織。 方や個人の利益を超えた心からの忠誠心は魂の次元で結びつい…

島のひだまりと御神木のイチョウライド。

朝の冷え込みで萎える気も半分の朝。 着込んで走れるMTBにて島を走りあのイチョウが見たいとスタート。 走り始めると寒さよりも走ることに集中して気にならない。 やっぱり、考えるよりも前に一歩だな。 国道から海沿いへルートを変えると 海に並ぶ夥しい漁…

「真っすぐ前ばかり見とっても、何も見えてこんで。人生、大事なことは横っちょの方に転がってるもんや。」 榊 莫山

相撲界の報道では、それぞれの思惑よく分からないですね。 政界のニュースも同じくそんな印象ですが これは報道側の意図的な謎や疑惑を強調したものだからでしょうか? どちらも真実は単純な話だと思うのですが どこかで曲げられ隠されることで 矛盾が生じ摩…

『スマイル! 笑顔と出会った自転車地球一周157カ国、155.502km』 小口 良平

09年3月から世界一周の旅に出発し16年10月故郷の長野県にて最終ゴール。 約8年半かけて、157カ国(日本1位、推定世界3位)155,502キロを走破。 自転車旅の全てを綴る冒険エッセイ。 お金を溜め、出発する著者。 途中の事故、強盗、感染症、賄賂の要求やゲイの…

『ペコロスの母に会いに行く』

長崎でサラリーマン生活の ゆういち。 一緒に暮らす母が認知症に日に日に深刻化し、それはやがて彼の手に余る事態に発展してしまう。 ゆういちと母の心の交友とは・・。 自分も歳をとり同じ様に親も歳をとる。 いずれ生活も困難なほどに衰えた時 自分はどう…

金麦 琥珀のくつろぎ ビールで感じる晩秋のひと時

収穫の秋となると旬のいろんな限定品が出たりしますが ビールも同様にあるんですね。 2017年限定醸造の琥珀のくつろぎロースト麦芽一部使用を早速飲んでみました。 見た目の色の濃さ同様味も深みがあります。 6パーセントのアルコールも程よく 喉越しってよ…

通称、黄ビルの対岸、昼でも場末な雰囲気のある公園360度ビュー

この場所は繁華街から川を隔てた昼間の公園。 港を模したオブジェがあったりしますが 何とも殺風景な一角は昼間なのに場末を感じる場所でした。 そう言えば来年公開される呉を舞台にした映画「孤老の血」のロケが川向むこうで行われたそうです。 この公園と…

おんな城主 直虎(46)「悪女について」

直接な戦はなくとも相手の戦略により人が命を落とす世。 この時、お家を守る為の本懐であると死を選ぶ人の想い。 何とも切なきこの遣り取りですね。 多くの先人が守りたい誰かの為に人柱となる姿は 近代においてもありましたが 熱き想いを残し未来に託した心…

雨上がりの峠から街中のイチョウ並木でシーン。あぁ季節は移り替わる。

朝は目覚めると予報通りの雨天。 晴れるとの予報を信じ路面の状況や天気を気にしながらソワソワ・・。 日没への時間もあり余り時間のないのでお手軽ポタリングルート。 先週のもみじが綺麗だったので、一週間後の姿が見たくなり出発 もみじとキラキラ煌く紅…

「未来に向き合うにはふたつの方法がある。ひとつは心配、もうひとつは期待だ。」 ジム・ローン

今週印象に残ったニュースは貴ノ岩殴打でしょうね 理由はスマホとかいろいろと推測されてますが 相撲界の対応といい、昔リンチで問題になりましたが 体質は変わってないですねぇ 怪我してることと、相手は横綱ですからね 品格なき横綱を誰が尊敬するのだろう…

『教団X』 中村 文則

謎のカルト教団と姿を消した彼女に公安のマーク 教祖の正体とは?関係する4人の男女の運命とは? 神とは?人とは?人生が交錯する先にあるものは・・。 不意に考えることがある神や運命、世のすべての仕組みについて この物語の中で教祖を通して象徴的に語ら…

『二重生活』

大学院生の珠は修士論文のテーマとして哲学的な尾行の実践を試みる。 彼女は石坂の尾行を開始、その中で珠は石坂の秘密を知ってしまい・・・。 作品に流れる空気が霧のように自分を覆う このハッキリ見えないものは何だろうか? 個人的な尾行という行為を通…

ジムビーム ハイボール 爽やかで美味しプチプチ贅沢もいいね。

売上世界NO.1の売り上げを誇るバーボンウイスキー「ジムビーム」 このハイボール缶が美味そうで メーカーが作ったお勧めのアルコール濃度はどうなんだろうか?と飲んでみました。 飲んだ瞬間、それと分かるジンビームのお味。 あの香ばしさが魅力なので これ…

もみじ並木グラデーション、上下にパノラマ写真。

先日、晩秋の秋を全身で感じた場所。 もみじとキラキラ煌く紅葉のトレイルを走る。 https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/64326222.html 縦方向にパノラマが撮れる機能があったのを思い出し撮ってみました。 見上げた空を覆う感じで連なるもみじ …

おんな城主 直虎(45)「魔王のいけにえ」

戦国の世とは言え我が息子に対する仕打ち またそれを利用しようと画策する身内 それぞれの思惑が厭らしく重たい後味の悪い流れ 冒頭に戦国の世と書きましたが 考えたら現代の世界も体裁は整えてるものの全く同じ 力の外交をする世界最強のアメリカと 経済で…

もみじとキラキラ煌く紅葉のトレイルを走る。

急速に冷え込んだ朝 風は強く深夜に降った雨 もみじスポットはどうだろうか? 紅葉の山に想いを巡らせる。 そうだ!山へ行こう!と特急で用意し走り出す。 空気の密度は増し、冷たい強い風が気持ちを凛とさせる。 落ち葉の絨毯を走り 昨年はすでに散ってしま…

「例えれば、鍛冶屋が腕を振って腕が太くなるように、元気を出し続けると元気は増して来るものである。」 三宅 雪嶺

今週はトランプのアジア外交と座間殺人のニュースが繰り返えし放送されていた。 トランプは商売人らしく、自国の利益第一主義が垣間見え 世界をより良く繁栄するという思想はあまりない様子ですね。 どんな思想の持ち主であってもある部分の力のない国にとっ…

『僕が殺した人と僕を殺した人』 東山 彰良

アメリカで連続殺人鬼「サックマン」が逮捕された。 三十年前、わたしはサックマンを知っていた――。 台湾での少年時代の事件が原因なのだろうか・・。 『流』が面白かったので、この作品も読んでみました。 https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/6…

『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

小学生時代、仁太と芽衣子たち6人組は“超平和バスターズ”という仲良しクループだった。 不慮の事故により芽衣子が亡くなりメンバーはバラバラになるが 高校生となった仁太の前に突如、芽衣子が現れて……。 6人の葛藤と再生の夏。 この作品に何の知識もなく映…

博多 銘菓 ひよ子 のかわいい姿に食べるのを躊躇する (笑)

行楽の秋ですね。 頂いた”博多 銘菓 ひよ子”有名な一品ですが このつぶらな瞳・・。 これ食べるの躊躇しますよね。 ・・食べましたが・・。 頭からと尻尾からとかいろんな人居ると思いますけど どっちが残酷なのか? どっちが美味しいのか? う~ん。 いろい…

下蒲刈島 防波堤 360度パノラマ写真。

先日のミニベロで訪れた島 ”とびしま海道へ、みかんと巨大イチョウの木。輝く海。蒲刈島を満喫。” https://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/64319214.html 下蒲刈島 防波堤 360度パノラマ写真。 ※ポインタを置いて+をクリックで拡大します 神社の…

おんな城主 直虎(44)「井伊谷のばら」

万千代と直虎の志すものの違い 人生における価値観の隔たりは深く 分かり合うことの出来ない二人。 直虎自ら語るように 立場の違いによって分からなかったこと 若くして分からぬことってあると思うんですが これを経験し欠けることなく学ぶことの難しさに 情…

とびしま海道へ、みかんと巨大イチョウの木。輝く海。蒲刈島を満喫。

やっと晴れの週末! ホームコースのとびしま海道へ巡礼し心と体を清めよう。 ”あっ”そう言えば御神木のイチョウの木は紅葉してるだろうか? ロードバイクで行こうかと思ったりしましたが そろそろパンクの回かと警戒し 嫁さんのミニベロをお借りしてのスター…

「もっとバラの花が欲しければ、もっとたくさんバラの木を植えなさい」 ジョージ・エリオット

連日ニュースで報道される9人を殺害し遺体と暮らす男や イバンカさんの来日や高速道路の事故 騒々しく休まることのない日々ですね。 個人的にも噛み合わない仕事での遣り取り 穏やかに暮らしたいと願う自分にも 騒々しい日々にストレスも溜まりました。 振…

『夜行』 森見 登美彦

十年前、鞍馬の火祭りを訪れた仲間 長谷川さんは突然姿を消した。 旅先で出会う謎の連作「夜行」、岸田道生という画家とは?長谷川さんはどこへ? 謎のはっきり解けないミステリー 何だか消化不良な感じもしますが 整理すると 不思議な気持ちと推理と仮説を…

『怒り』

閑静な住宅地で陰惨な殺人事件が発生 ”怒”と言う文字を残して逃亡した犯人を追う刑事 東京、沖縄、千葉を舞台とした3つのストーリー・・果たして犯人は・・? 先に原作を読んだのですが 『怒り(上)』 『怒り(下)』 吉田 修一 https://blogs.yahoo.co.jp/gogo…