風の音だけが週末のConversation

一粒の砂に世界を求め 野の花に天国を見出す 掌の中に無限を捉え ひと時のうちに永遠を築く この詩のように生きたいな

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『キサラギ』

自殺した売れないアイドルの熱狂的なファン5人のオフ会で判明する 自殺の真相とそれぞれの意外な正体について明かされていく物語。 小栗旬、香川照之、塚地武雅、小出恵介らの個性派や 演技派の織り成すキャストの豪華さもありながら 脚本の面白さに舌を巻…

『まほろ駅前番外地』三浦しをん

前作の『まほろ駅前多田便利軒』 三浦しをん http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/60678504.html の続編です。 便利屋”多田便利軒”の経営者である多田啓介と転がり込んできた行天春彦 彼らふたりは今も二人の奇妙な暮らしはあれから2年たったんで…

2012 しまなみ縦走 (雨の中、最終フェリーで)(最終回)

2012 しまなみ縦走 (大山祇神社の樹齢2600年の楠木)(1) ①http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61194035.html 2012 しまなみ縦走 (大三島北側ルートへ)(2) ②http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61197544.html 2012 しまな…

2012 しまなみ縦走 (来島海峡大橋とパンク)(3)

2012 しまなみ縦走 (大山祇神社の樹齢2600年の楠木)(1) ①http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61194035.html 2012 しまなみ縦走 (大三島北側ルートへ)(2) ②http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61197544.html の続き・・ …

2012 しまなみ縦走 (大三島北側を走るルートへ)(2)

先日の日記① 2012 しまなみ縦走 (大山祇神社の樹齢2600年の楠木)(1) http://blogs.yahoo.co.jp/gogo_yellow_bicycle/61194035.html 先日の①続きです。 神社からコースを外れ大三島、北側の未走行ルートへ イベント中なのに車も自転車も皆無。 こん…

大河ドラマ  平清盛(12)「宿命の再会」

大切なものを失い途方に暮れるって 誰もがあるものですけど 天下を治めるものが自分を見失う 何だか末期的な状態ですねぇ ロールプレイングゲームじゃないですから 水仙で治るとかなぁ・・ 配下の者への求心力がなくなるはずですね。 清盛も同じような試練に…

2012 しまなみ縦走 (大山祇神社の樹齢2600年の楠木)(1)

友人の迎いが到着。 車の中で今日のコースを選択。 端から端の通常ルートから変更し 今年はフェリーで大三島から 半分走ったことのないルートを回ることに決定。 友人の住む所は雨だったそうですが 向かう途中の空は晴れ間が広がり これからの出会う楽しい出…

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 岩崎夏海

150万部以上も売れたベストセラー作品の「もしドラ」遅ればせながら読んで観ました。 秋元康さんの弟子らしくキャッチーなタイトルに萌えな表紙 出てるキャラクター設定が実在のAKBの人をイメージして その上ちょっと硬派でためになるドラッカーの言葉を…

『英国王のスピーチ』

実話を映画化した英国のジョージ6世のお話。 吃音に苦しみながら、言語聴覚士との友情と夫婦愛で克服し 第2次世界大戦下の国民たちを励ます演説に至る物語。 国王でも特別じゃない、人なんですもんね。 プレッシャーやメランコリーに襲われるものだし 時には…

モロゾフ新製品の宇治抹茶プリン

モロゾフ新製品の宇治抹茶プリンを早速食べてみました。 うーん。なるほどなぁ~ 素材も厳選されてて 宇治抹茶に北海道小豆使用って書いてますねぇ パッケージはパラッと簡単に外れて カラスの容器にグリーンな物体。 ありがちな淡い抹茶じゃなくて ハッキリ…

『東洋水産PRESENTSR-1ぐらんぷり2012』

昨日は仕事だったんですが 楽しみで早めに帰っちゃいました。^^; 今回のファイナリスト達の顔ぶれは 友近 野性爆弾川島 AMEMIYA COWCOW多田 サイクロンZ いなだなおき(アインシュタイン) 徳井義実(チュートリアル) キャプテン渡辺 千鳥 大悟 ヤナギブソン…

『明日は明日の君がいる』 秋元康

トレンド仕掛け人って感じの秋元康さんのエッセイ これって書かれたのは・・ 本の裏を見ると1996年なんだけど 面白さは劣化してないですねぇ 秋元氏は子供の頃、母親からこう言われてたそうです。 「小さい頃、よく母親に言われた ジェットコースターや観覧…

大河ドラマ  平清盛(11)「もののけの涙」

子供を王にして国母になろうとする 権力欲や支配欲を満たしたいと 天下国家じゃなく私的な欲望に 画策するスケールの小ささにはウンザリするけど 今の政界もそんな空気があることは否めないなぁ。 大河の聴視率低迷や政治への無関心って この内輪の抗争によ…

雨上がりの呉ポタリング

先週末の膝痛が木曜あたりまで尾を引き 違和感があったりしたけど 雨上がりの街を自転車散歩することに・・ 通勤電車も空いてきて そう言えば卒業シーズンだし学生はそろそろ春休みだよなぁー ウィンドブレーカーじゃあもう暑いぐらいな気温だと思いながら …

『福笑い/現実という名の怪物と戦う者たち』 高橋優

「・・世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う・・」 ジョンレノンのが好きだとよくブログに書いてるけど 少し前にこの歌がラジオから流れてて気になってた曲 シングルですが聴いてみました。 それを聴いた時にの衝撃は”IMAGINE”のような感覚 聴いて…

『情の力』 五木寛之

五木寛之さんのエッセイで100のヒントが掲載されてますが どれも一貫した思想に貫かれてる。 情に触れる時、自分の心は安らぐことに気付く 日本的な思想が否定される風潮だけど 今こそ日本的な思想が世界を救うんじゃないかな。 その中心となるこの”情”と…

『クレアモントホテル』

ひとり老後を過ごすためロンドンのホテルにやってきた老婦人が 個性的な住人や心優しき青年との出会いを描くハートウォーミングな物語。 歳を重ねる毎に失うものが沢山ありますが 大事なものが際立って来る時であることも間違いないですね。 奇妙で個性的な…

三宮一貫樓 豚まん

デパートのうまい物市で買った豚まん。 これが・・! 今まで食べた豚まんで一番美味かったなぁってぐらい美味しい。 早速、ネットで調べて見ると・・ 神戸を代表するお店だそうで 創業40有余年の「三宮一貫樓の豚まん」 って 「三宮一貫樓」の大看板メニュー…

『コトバのない冬』

北海道の小さな街、わずかな時間の記憶を失くした女と男の心の交流を描く。 ワンシーンワンカットだそうで 会話の後の間に浮かぶ微かに浮かぶ微笑み その微妙な笑みが豊かで繊細に この作品の機微になってるんですよね。 この作品を撮った渡部篤郎の感性の繊…

大河ドラマ  平清盛(10)「義清散る」

文武両道の佐藤義清がなぁ・・・ ”歴史は夜作られる”って言うけども ほんと狂おしい程に人に恋して いつの時代も 罪深いものですね。 永久に逃れられない業だよなぁ 考えようによっては 理性も吹っ飛ぶ燃えるような 恋に出会えるってすごいよねぇ そんな色恋…

曇り空のせせらぎロードで野呂山

週間天気予報では雨だったけど 曇り/晴れに変わり さて、と張り切って走ろうっていつもなら思う所 何か気乗りせず・・ 天気のせいかなぁー 走り始めるとすぐに右ももに引っ掛かりを感じる 温まってないからなぁー? 気にせず灰ヶ峰経由の途中は グレーの淡い…

『自分の見ているものすべての物は自分の心の中にあるんだよ。・・』 小泉吉宏

『自分の見ているものすべての物は自分の心の中にあるんだよ。 幸福も不幸も希望も失望も、喜びも 悩みも みんな、みんな』 小泉吉宏 歳を重ねると多くの悩みから開放されるものだと信じて生きていたけど 生きてると新たな課題や悩みって日々発生するんです…

『村上春樹 雑文集』 村上春樹

1979-2010 未収録の作品、未発表の文章から著者自身がセレクトした69篇。 雑文といいながらも・・ 中身は密度と流れのある素晴らしい文章の数々は 中でも何回も訳文を繰り返し読んだあのエルサレム賞スピーチ 「壁と卵」は改めて読んでも素晴らしい。 それ…

『Pure Piano』 倉本裕基

ピアノならば普段はジャズやショパンの方が好みですけど 偶にはこのしっとりとしててやわらかい雰囲気の ロマン派と言われる音楽も悪くない。 目覚めのいい朝に△痢嵜靴靴ど?涼罎如廚覆鵑督阿い燭 凄いドラスティックな出会いがありそうだもんなぁー^^; で…

『沈黙の艦隊』(24巻) かわぐちかいじ

ペンタゴンのベーカーは言う 「軍は国の正義を守るためにあるのではない 国家の利益と国民の安全を守るために存在するのだ」 日本国の首相は言う 「国連を完全な強制力を持つ 世界政府へと変えることができた時 私の夢が叶うのだ」 それぞれの立場で目的を達…

『恋におちたシェイクスピア』

劇作家シェイクスピアと貴婦人の情熱的な恋が ユーモアを交えて生き生きと描かれる物語。 シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」を生み出したか? 巧みなIfで構成されてて 時代を超えて最後まで一気に見せます。 違和感ない時代の描き方は 細部に渡っ…

大河ドラマ  平清盛(9)「ふたりのはみだし者」

深夜に『英国王のスピーチ』って映画観てたんですけど 彼もまた産まれた瞬間から 多くのものを背負って生きてる人なんですよね。 同じく得子、念願の男児が朝廷内の均衡を破るけど 『英国王のスピーチ』と決定的に違うのが 誰を背負ってるのか?って部分。 …

上蒲刈の水仙と西泊観音にミラクルな出会いの日

快晴で暖かな土曜日 上蒲刈の水仙は満開だろうか? そんな話から友人は大崎上島経由で岡村島に渡り 水仙畑で13時頃に出会う予定でスタート。 早速、自転車を走らせる。 いつもの長浜経由で海岸沿いを走ると 長浜で向かい風の強風 安芸灘大橋でも強風が吹き…

そば焼酎「豊平」

道の駅・豊平どんぐり村で販売されているそば焼酎 原料は豊平そば、米こうじ、麦、アルコール(25度)なんですよね。 NHKの番組”エル・ムンド”で放送されてたんですが ニューヨークで焼酎ブームって放送をやってました。 向こうにも嵌ってる人が多くて 銘…

『輝ける闇』 開高健

ベトナム戦争へ取材に赴いた主人公が大規模な銃撃戦に巻き込まれていく・・。 勇ましい作品が多い中 どこまでもエグイぐらいの描写はリアルで匂いや湿気まで漂って来そうな作品 最近のハイテク兵器は無人でアメリカ本土から操作して爆撃すると聞きますけど …